【wrwrd】軍人さんを拾いました 2【shp】

寂しい女の子 ページ45

No side



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em「皆さん、行ってしまいましたね…」

os「なんだかんだ皆シャオロンのこと大好きやからなぁ…」

gr「そうだな。……さて、オスマン。彼女のこと観ていてどう感じた？」


os「あの子な、どの言葉にも全く嘘が含まれてへんのよ。ぜぇんぶ正直に喋っとる。」

gr「全く？そんなやつ見たことがないな…」

os「せやね、でもとにかくスパイだとかそういう類では絶対ないと思うな…ただ、」


gr「ただ？」

os「なんというか……寂しい女の子やね。」




「医務室でショッピくんとAちゃんの会話を聞いてたんよ。
したらAちゃん、
"自分は化け物だからここにいちゃいけない。ずっと1人で森にいないといけない"って泣いとったよ。」

「異常に自分の存在を否定するような感じだったなぁ…」



em「長い年月を1人でいるというのは、思っているよりもずっと辛いことですからね…」

ht「…とてもじゃないけど、トントンたちが警戒するほど悪い子には思えなかったよ」



gr「…そうか。」






gr「"寂しい女の子"か…」

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