夜明け前 ページ44
syp side
まだ外が暗い、変な時間に目が覚めてしまった。
隣には俺の肩に頭を預けて眠るA
アンナさんにまだ戦争が続いてると聞いてしまったからか我々国が気がかりだ。
大丈夫だと、頭では分かっていてもコネシマさんたちに何かあったら…と嫌な想像ばかりが駆け巡る。
syp｢寝られへん………｣
何も考えずにそう呟くとすぐ側で眠っているAに聞こえてしまったようで、
『………どうかした…？』
syp｢すみません……起こしちゃいましたね。｣
『や、大丈夫……ショッピくんソファで寝て体痛くなってない…？』
syp｢大したことないですけど……ベッド行きますか。｣
『あぁ………』
また、夢の中へ入りかけているAを布団ごと抱き上げた。
少し驚いたようだったが大人しくしている。
サイズの合わない俺の服を律儀に来て寝ているのがどうにも可愛らしい。
syp｢ちょっと運ぶので掴まっててください｣
『ん、…』
相当眠いのか言われるがままに俺の首に手を回してきた。
深夜なのもあり、近づく顔に理性が揺らぐがなんとかベッドまで運び終える。
syp｢もう離しても大丈夫です。｣
『………ぅ…』
syp｢A｣
『んー……』
軽く反応はあるものの腕離す気配はない。
無理やり離すこともできるが、何となくそれはする気が起きなかった。
一瞬男女で同じベッドに寝るのはどうかと考えたが、そういえばもう既に１回隣で寝ていることを思い出し、
1回も2回も変わらんか。とAのとなりに横たわる。
ベッドが沈む衝撃で再びAの瞼が上がる。そして突然、Aが俺を引き寄せた。
syp｢…！？｣
予想外の行動に体が固まる。
『どうして眠れないの…？大丈夫だよ、大丈夫。』
そう言って俺の髪をジャージから辛うじて出ている指で梳くA。
Aに大丈夫と言われると、何故か安心できた。俺の瞼も重くなってくる。
俺の髪を撫でながら寝落ちたAを腕の中に閉じ込めてから、眠りについた。
今度はよく寝れた。
ーーーーーーー
syp(それにしてもAめちゃくちゃ軽いな…)
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リズ(プロフ) - 須磨さん» キャラクター・・・と言いますと、デフォ名がアンナの方でしょうか？ご自分の名前を(人1)の方に誤って入力していませんか？？ご確認くださいお願いいたします...！！ (2021年2月21日 17時) (
レス) id: e8e592a792 (このIDを非表示/違反報告)
須磨 - 急にすみません。貴方様の作品にとてもハマってしまい読み進めているのですが、一つご要望があります。私の名前がりあなのですが、キャラクターと名前がかぶってしまうのです。本当に申し訳ありませんが、名前を変えられるようにして下さいませんか？お願いします。 (2021年2月20日 22時) (レス) id: f60d64b797 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 皆さん、暖かいコメントありがとうございました！ifストーリー作成決定致しましたので、今しばらくお待ちください！！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 294441511f (このIDを非表示/違反報告)
・ちょこみんと - この作品が大好きです！w/r/w/r/dさん視点が初めて見れてもっとこれからの展開にわくわくが止まりません！無理はせずに更新頑張ってください！長文失礼しました。 (2020年8月8日 22時) (レス) id: c2be3e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
・ちょこみんと - もう続編ですか…毎日更新を確認してたらあっという間に終わりましたね…。作者様に協力できることなら図々しいだなんて思いません！喜んで協力させて頂きます！こちらこそいつも面白い作品を読ませて頂いて感謝しかありません！続編も応援させて頂きます！ (2020年8月8日 22時) (レス) id: c2be3e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リズ | 作成日時：2020年7月5日 23時
