お隣さんは男装女子！？【おそ松さん】

第４６話　一万円札と引き換えに*２ ページ48

私は吹き飛ばされたカラ松さんを助けた後、居間に座って口を開いた。

『じゃあ、皆さんの要望をお聞きしたいんですけれども、皆さんの要望は何ですか？』

「俺はAとエrい事したい！セッ【ﾋﾟｰ】しよ！」←←

おそ松さんの鳩尾に私の鉄拳をかました後、私はニコリとカラ松さんに笑った。←

『カラ松さんは何がしたいですか？』

「お、おそ松兄さんを助けて欲しい……」

カラ松さんが心なしか顔が引きつっている様に見える。

気のせいだネ。←←

『おそ松さんですか？大丈夫ですよ多分』←
「大、丈夫じゃな、い………」

『おそ松さん？生きてたんですか』←←
「俺がﾀﾋぬつもりで殺ったの！？」←

「おそ松兄さん、表示誤解されるよ。まぁ実際そうなんだけどね」←
「俺ﾀﾋぬの！？」

ギャーギャーとおそ松さんが騒いでいる内に、私はチョロ松さんの所へ歩み寄った。

『チョロ松さんは何がしたいですか？』

「えっ、僕？Aちゃんと？うーん……。したい事がありすぎて困るな……」

『そうですねー……。例えばホテル、とかどうですかね？』
「えっ！？ホテル！？へっ！？っえ！？」←

『え？宿泊券が欲しいんじゃないんですか？』←

「あ、そっちね……。………残念」←

私はチョロ松さんの「残念」という言葉に目を瞬く。

『どうして「残念」何ですか？』

「えっ！？いやっ、別に何もっ！？」

『あははっ、変なチョロ松さん』

私が笑うと、チョロ松さんは耳朶まで真っ赤になった。

『顔が赤いですよ？熱でもあるんじゃないんですか？』

私はそう言いながらチョロ松さんの前髪をかき上げると、チョロ松さんのおでこに自分のおでこをくっつけた。

「Aちゃん！？顔が近っ……！！」

『熱、無いですね。どうして顔が赤いんでしょうか？』

「っ……Aちゃんのせいだよ……」

『えっ？』

「あ、いや、唯の一人言だから」

そう言いながらチョロ松さんは何かを隠す様に笑った。
＿＿
可愛いよ！超絶可愛いよチョロ松！！←←

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