お隣さんは男装女子！？【おそ松さん】

第３５話　恋愛的？ ページ36

私がもう魂が口から抜け出して行きそうになりチョロ松さんが捕まえていた時。←

「ちょっとっ、おそ松兄さん！何してるの！！」

「え？何って……、見りゃ解るだろ？」←

「いや解るけど！何でそんな事してんのって！！」

「Aがすっげぇ可愛い反応するから！！」←
『ぎゃあああぁぁぁぁ！！言わないで下さいよぉぉおおお！！』←

ここのお隣さんは凄く迷惑だろう、と思う程ギャーギャーと喧しかった。

まぁ自分がそのお隣さんなんですけれども。←

そして何の色気も感じない私の悲鳴である。

もう少しね、『きゃっ』とか言えないのかね。こういう時に限って出ないんだから畜生。←

『だ、誰かおそ松さんを退けて下さい……』

「えーっ、俺もっとAと一緒にいーたーいー」←

『もう充分過ぎる程いたじゃないですか』

「俺にとっては“充分”じゃないのー」

駄々を捏ねるおそ松さんに少し呆れてしまう。

「僕だっていたいのー。ねぇ、Aちゃーん？」

『へっ？ト、トド松さん？いつの間にいたんですか？』

いつの間にか隣の布団にいたトド松さん。

どうやらチョロ松さんを退けて隣の布団に潜り込んだらしい。←

チョロ松さん、ドンマイ。←

「そこ僕の場所なんだけどぉ！？」

「良いじゃんチョロ松兄さん〜まさか。Aちゃんの事が好きとか？」
「え！？あっ、いやっ、そのっ、えっと……」

トド松さんの急な質問に冷や汗を浮かべて真っ赤になっているチョロ松さん。

まさか、図星、とか……、無いか。

「い、いやまぁ、友達、としては、好きだけど……」

「ふーん。じゃあさ、Aちゃんはチョロ松兄さんの事が好き？」
『え？好きですよ？』←

「「「えええぇぇぇぇ！？」」」

私がさらりと即答で返すと、さっきまで眠そうにしてたカラ松さんと一松さんまでもが驚きの表情を浮かべていた。

『え、でも、おそ松さんも、カラ松さんも、一松さんも、十四松さんも、トド松さんも、全員好きですよ？』
「「「そっち！？」」」

またもや全員が驚きの表情を浮かべる。

私、何かズレてるのかな？
＿＿
2/22はカラ松と猫の日でしたね。←
そんな日に更新出来なかっただなんて……。
ごめんカラ松と一松。←←

第３６話　「お世辞？違う＿＿本音」→←第３４話　『弱点なんて見つけるなっ！』

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