第30話 【萌えシチュ=燃えるシチュー】 ページ31
『べ、別に彼氏なんていなくてもいいじゃないですか!』
私はツンとそっぽを向く。
「あ、【彼氏いない歴=年齢】でも良いんだ。じゃあ一生彼氏出来ないねッ!」←
私が涙目になる様な事をニコニコの笑顔で言うトド松さん。←
いや実際涙目になってるからね。←
『ううっ、それはやだぁ……』
私はつい口をチョロ松さんみたいにへの字に曲げ、目に涙を溜める。
「「「(可愛い)」」」
そう六つ子が思っているなんて私は知らない。
「__じゃあ俺がお嫁さんに貰ってあげるーーー!!」
『え?十四松さんが?』
私は目を瞬いて、ジーッと十四松さんを見つめる。
「うん!!A可愛くて、おっ【ピー】もでかいから!!!」←
『えっ、と………』
__これは喜んでいいのだろうか。
私が可愛いのは凄く嬉しくて恥ずかしいが、胸がでかくて、というのはどうなんだろう……。
照れていいのか怒っていいのか、複雑な気持ちだ。
「十四松兄さんズルい!!ねぇ僕もAちゃんをお嫁さんにする!!!」
トド松さんにまで言われて、苦笑いするしか出来なかった私は、閃いた。
『……あ、解った』
「何が解ったの?あ、やっぱり僕をお婿さんにす__」
トド松さんをスルーし、私は口を開く。←
『もう十四松さんとトド松さんったら!慰めなんていらないですよ!』←
その時の六つ子の顔ったら。
皆ポカーンと口を開けて、信じられないとでも言う様な顔をしていた。
「……Aって鈍感ってよく言われない?」
真顔でおそ松さんに言われ、私はニコッと笑って答えた。
『へ?鈍いとは言われますけど鈍感とは言われませんよ!』←
そうニコニコ顔で答えると、六つ子全員、あの十四松さんまで溜息をした。
__何故溜息したし。
「萌えシチュとか効かなそうだね」
そうチョロ松さんが苦笑いで言う。
『もえしちゅ…?燃えるシチューの事ですか?』←
「燃えたら危ないね!?食べれないよね!?」
「………俺は燃えないゴミだけどね」
「どうした一松!!!」
私が真面目に考えて出した答えを即答され、一松さんは何か解らない事を呟きチョロ松さんにツッコまれている。←
もう泣いていいですかね。←
__
【一松=燃えないゴミ× 萌えるゴミ◎】←←
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ロシェ - は〜あ。「おそ松さん=腐女子ひどい〜」とか、皆さんn…もう無理いい!私、自分に嘘はつけん!<ラッキーハプニング?>の時のチョロ松可愛いすぎかよお!夢主様代わってえ!シkゲフッゴフッチョロ松推しだお☆にゃーちゃん応援してるチョロ松を応援してる。 (2017年12月12日 19時) (レス) id: 9a5f33edfe (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - ヤバイ!面白すぎて好きすぎて泣ける! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 12f186d333 (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - ユカさん» 分かる、分かるぜ大いに分かる!!しかし・・・・・・。私の家庭では【松=腐女子】というイメージが強い!!酷い!実際に腐ってゲフン何でもかんでも決めつけないで頂きたいものですなあ。でもこっそりストラップとファイルはゲットしちゃいましたスミマセン(( (2016年12月28日 0時) (レス) id: 50c053d93a (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - 白蜜姫さん» ですよねえええぇぇぇ!!おそ兄良いですよねえええぇぇぇ(( 私も光速の速さで二階に行くぜ。おそ兄に「嫌い」と嘘ついてでも行くぜ。おそ兄愛してるううぅぅぅ!!長男過激派ですね(笑)コメントありがとうございます! (2016年12月27日 23時) (レス) id: 50c053d93a (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - 折原臨さん» どっ、何処だっ!?『ンなこたァ知るかよ』と口悪く言ってる所かっ(( すみません。アクセラレータって何ですかね・・・・・・?おうふ、すみません知識が浅くて・・・・・・。コメントありがとうございます! (2016年12月27日 23時) (レス) id: 50c053d93a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:粉粉粉粉粉 | 作者ホームページ:http://Conago
作成日時:2016年1月31日 19時