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yb「いいか、アリス。
俺の話を聞いてくれ」
なんとか落ち着いたのでアリスと話をする
yb「キミは後少しで目覚める。
確かにこれは夢だけど…何をしてもいいわけじゃない。
後少しの辛抱だから…」
『あなたたちもあの赤の女王の味方なの？
それとも違うの？』
yb「違う。
そこは断言できる」
ar「薮ちゃん、そろそろ炎が消えちゃう。
どこか安全な場所に避難しないと…」
大ちゃんがそう言いかけると一瞬で背筋が凍る感覚がする
ym「何かが…来てる？」
kt「トランプ兵たち？」
ar「それはない。
微かにだけどまだ火はついてるからあの壁が消えない限り、ここにくることは出来ないと思う」
cn「だったら何が…」
その途端、知念が遠くに飛ばされた
ym「知念⁉」
知念を遠くに飛ばしたのは何かの木の根だった
ym「木の根…？」
遠くからズル…ズル…と何かを引きずる音が聞こえてきた
yb「皆、気を引き締めろ‼
伊野尾は知念の方へ」
in「わかった」
一体何がきてるんだ…？
得体も知れない恐怖が俺たちを襲う
しばらくして暗闇から出てきたのは…
hk「なんだ…あれ…」
tk「人間じゃない…化け物…」
手は狼の手
足は山羊みたいな足
背中からは木の根が意思を持ってうめいている
腰には何かのランプがついていて、煙が出ている
…あれは
ym『ソウ…？』
姿は変わっていても、あれはソウだった
so『ユメ…ぜんぶ…ユメ。
だから…何してもいいんだよネ？』
虚ろな目とぽつりぽつりと喋るそこの言葉に恐怖を感じる
yb「…悪い、俺はアリスを守る。
力を持ってるやつは対抗してくれ」
kt「『何者なの』⁉」
so『俺はソウだよ』
意識がないのか圭人に【契約で失った声】に簡単に答えてくれる
kt「ソウなの？
『どうしてそんな姿になったの』？」
so『今まで壊してきた【童話】の力を取り込んだんだ』
それじゃあれは…ソウの隷？
【狼と七匹の子山羊】、【ジャックと豆の木】
そして…
kn『【アラジンと魔法のランプ】です。
なんでも願いの叶える魔法のランプを使う【童話】です』
so『願いを叶える…なんでも…』
ソウは何かを思い付いたのかニヤリと笑う
yt「させない‼」
tk「裕翔、危ない‼」
それを察した裕翔はソウに飛び込んで、それを雄也が庇う
ソウは背中から生えた植物で2人を飛ばした
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慧jump(プロフ) - れっしーさん» コメントありがとうございます！！まとめての更新なので更新速度は遅いですがこれからも皆様が楽しんでいただけるように作っていきますので応援のほど、よろしくお願いします！！ (2021年3月21日 21時) (
レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2021年3月21日 21時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年3月15日 10時
