【ツイステ】なにも、要りません。２ (ページ26)

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【機械】ページ26

ユウ side

クルー「電力がないだけだ。
魔法を使ったからな」

レオナ「......」

クルー「Bad boy！
飼い犬の世話すら出来ないとはな」

クルーウェル先生はA先生の隣に座る。
傷物を触るように、でも愛おしそうに。

そっと、頬に触れた。

______________ここ、どこ？

そんな時、澄んだ声が聞こえた。

「え？」

クルー「...陸だ。」

『どうしよう...』

綺麗な声は、高くて綺麗な声は、A先生のものだった。

『僕、海にいたんだけど...
フロイドと兄さんに怒られちゃうな』

へへっとほほを確保の姿は女の子そのもので、機械なんて微塵とも感じない。

『ねぇ、君たち誰？』

クルー「フロイド・リーチを呼んでくる」

「呼ぶまでもないですよ」

コツコツ、となる革靴の音。
両服を着たオクタヴィネルの3人だった。

『あっ、フロイド〜！！』

フロイド「！！
クラゲちゃん！！」

ギューッと抱き合う二人を見て、心が和む。

いつもはごつくて怖いフロイド先輩だけど、ちょっと可愛らしく感じる。

アズール「僕は無視ですか！？」

『だって僕兄さん嫌いだもん！』

アズール「うっ...」

傷つきました、と胸を抑えてしゃがみこむ。

デュース「えっ、と...？」

エース「僕？くらげ？？」