【ツイステ】なにも、要りません。２ (ページ16)

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『なんですか、貴方たち』

昼休み、職員室でプリントを印刷していた。
こういう時にも魔法が使えたらよいのに。

でも電力を消費するわけには行かない。

ユウ「あの、協力してほしくて」

『......なんの、でしょう？』

嫌な予感を感知する。
とんでもないことを言い出しそうだ。

ユウ「答えを教えて欲しいんです」

『犯人探しなら自分たちでどうぞ。』

ケイト「じゃ、じゃあ解き方だけでも」

『...グリム君ならわかるかもしれません。

グリム君、つい最近変なことは？
たとえば...体が勝手に動いてしまった、とか』

グリム「体が勝手に...
あ〜〜〜〜！！！！

デラックスメンチカツサンド！」

『はい、解けたようですね。
ユウ君、対価は3日間の授業準備と補習の手伝いです』

リドル「グリム、そいつは一体誰だ」

グリム「うーんと、うーん...
名前知らねぇんだゾ！」

『...おや、随分悪いタイミングですね』

ラギー「え？」

グリム「あっ！！こいつなんだゾ！」

『ブッチ君、レオナ様にこれを。』

そういって手紙の入った封筒を渡す。
よく分からない、と言った顔だ。

ラギー「あ、了解っス...って、わっ！？」

リドル「捕まえろ！」

それを合図に、みんな走り去って行く。

バルガス「あれくらい飛行術もやってくれれば」

『なかなか難しいでしょうね』