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しのぶ「…私は姉さんの大好きだった笑顔を守りたかった…ッ 姉さんは鬼になった人が可哀想と慈悲な思いがあり、優しい姉でした。私は… …姉さんを殺した鬼を許さなかった」
しのぶさんから激しい怒りと悲しみの匂いが溢れ出ていた。
しのぶ「姉さんによると、その童磨の血鬼術は氷で吸った途端に肺の細胞が凍りそうだと言ってたんです。武器は扇子を使っていたと…
「しのぶさん…」…!!」
私はしのぶさんを優しく抱いた
「辛かったね… …私もね大事な人…助けられずにいたことを今でも後悔しているの。しのぶさん…一人で抱え込まないでください…相談相手は私だけでいいですか?貴方には…継子のカナヲちゃん…蝶屋敷の子達を守ることが大事でしょ?自分の気持ちに押し潰されないで… …しのぶさんは良く頑張ったよ」
頭を優しく撫でると
しのぶ「Aさんは… …とてもずるいですねッ アオイの気持ちが分かります
「しのぶさん…今日見たことは奥底に隠して置きます。しのぶさんがやろうとしてたことも…約束します」…ありがとうございます」ペコッ
(しのぶさん…必ず童磨の野郎を追い込んで下さい。もし、カナヲが危険な時は…必ず …助けに行きます)
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作者名:月の舞 | 作成日時:2021年6月20日 22時