跳べない君を慈しむ【wrwrd】【BL】

番外（前回とは違う） ページ31

また軍パロです。

knshp

かるーくutsha(名前くらいしかでない)

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shp side

突然だが俺の彼氏は明日死ぬ

何故言いきれるかというと

俺が手をかけるからだ


何か恨みや怨念があった訳では決してない

むしろ尊敬するし大好きだし愛してる

それ故に、ってことだ



でも、殺すことは彼自身も知っている

話したわけではない察してくれたのだ

この時ばかりは本当に『運命ってあるんだ』と思った


ちなみに殺し方は単純明快

絞 首だ

だって俺の手でそのままものを挟まずに先輩を殺 れるんだ

あぁ、なんていい方法なのだろうか


俺が思わず悦にひたっていると

後ろからグッと引っ張られそのまま首を締められた

段々と薄れていく景色の中で最期に見えたのは……









kn side

いつかやろうと考えていた

妄想だけで済んでいたことを遂に現実におこした

それだけでも俺は酷く興奮する

これだけでわかる人もいるだろうが一応念の為言っておく

ショッピに最期を見させたのは他でもないこの俺だ

何故したか？

そんな疑問なんて答えは簡単

俺が、こいつの最期を見たかったから

な？簡単やろ？


そして何で絞 首なのか

これも簡単

数日前にショッピが

『殺す、もしくは殺されるなら絞 首じゃないすか？だって最期までものを挟まずにいられるんですよ？これ以上の幸せってないっすよ』

なんて言葉を吐き出したからだ


そんな所も愛おしい

さて、一通り語りたくした訳だが問題はこれをどうするか、だ


うーん………

そうだ！！


思い立ったが吉日

俺は即座にくられ先生の所に突撃訪問した

kn「先生ー！！！ホルマリン漬けにして欲しいものがあるんですけど！！」

kr「えぇー？またー？」


また？？

俺が先生にこれを頼むのは今回が初めて

なのにまた、といった？？

kr「あぁ、ごめん。さっきは鬱くんもここに来て全く同じことを口走っていたよ」


はぇー、やっぱり親友って似るんやな！

kn「大先生は誰を？」

kr「んー？彼はねぇ確かにシャオロンくんだったかな……？」


ふぅーん、だからココ最近シャオロンを見かけんかってんな


kn「取り敢えず早急にショッピをホルマリン漬けにしてください！！」

kr「はいはい」



そう、この国家では自分が愛した人を殺して何かしらの方法で保管するという狂った法律が出来上がっている




そして、今日もまた1人、1人と消えていくのであった

25→←息抜きという名の番外

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