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『ま、まぁ、そうだけど…一応、クラスメイト…だったんでしょ？なら、残るよ。
と云うより…その景山さん？って…本当にドーピングしてじさつしてたの…？』
影山玲奈がドーピングしてじさつしたって事で流されそうな雰囲気だ…
あれは
そして今の世は
「やってたからじさつしたんでしょ」
『そ、そっかあ…なんか、御免ね』
茅野がこの空気に耐えられなくなり何処かへ駆けて行った
もうすぐ8時だ
武智がテレビの取材に応じているのが見えた
…胡散臭い…何だろうか、太宰と似ている…と云ったら、太宰に失礼か…
兵頭「警察も多いし、なんか注目されてるなぁ、俺」
…呑気だ
若し、俺がまだマフィアで、此の状況下で俺が人を殺したらどんな反応をするのだろう
其れはもう、怖くて、怖くて堪らないだろう。助けて、死にたく無い、やめて、と志願するんだろうなぁ…
先生が戻って来た
柊「どう？ 考えは纏まった？」
と茅野に近づく
茅野「もうちょっと」
柊「間違えたら誰か死ぬんだ、答えたくない気持ちもわかる。でももう8時まで時間が無い。答えられなければこの教室を木っ端微塵にする」
…木っ端微塵ねぇ…思ってもいない事をまぁつらつらと…
宇佐美「さっきの云えばいいんじゃない？」
宇佐美が茅野さんに云った
茅野はもっと、自分の考えを発した方がいいだろう。流されてばかりだと自分の身を滅ぼすこととなる…
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作者名：オタクは楽しい！ | 作者ホームページ：http://2007817
作成日時：2021年3月15日 1時
