検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:94,480 hit

*2 ページ3




__朝。
カーテンからは太陽の光が漏れている。
そんな中、私はある二人の迎えを待ちながら、制服の身だしなみをチェックする。



「おーい、A〜!迎えに来てやったぞ〜!」



「きゃあぁぁぁ!!!」



ノックもせずに急に入ってきた幼馴染みの一人、木村雅斗。



「うっせぇな。朝っぱらから大声出すんじゃねぇよ」



「あんたねぇ、もし私が着替えてたらどうするのよ!」



耳を塞ぎながら言う雅斗と胸の前で両手でクロスさせる私。
お互い睨み合ってると、雅斗の後ろから小柄なもう一人の幼馴染みが出てきた。



「もう二人とも喧嘩しないでよ。遅刻するよ?」



間に入って、私達の喧嘩を止めようとしている、横山智輝。この子も幼馴染み。



「そ、そうだよね…さっ、出発しよう!」



「相変わらず元気だな…」



私はベッドの上に置いてあったバッグを背負って玄関へ向かった。



「いつもごめんね〜」



リビングからはエプロンで手を拭きながら出てくるお母さん。
智輝は『いえ、僕達が来たくて来たんで……』と礼儀正しく言う。



「んじゃ、行ってきまぁす!」



靴を履き終わると、3人で家から出ていく。
今日も賑やかな一日になりそうだ。


 

*3→←*1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:名前変換オリジナル , 幼馴染み , 三角関係 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2020年3月25日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。