彼女には向かない職業>>6 ページ8
「ざっとこんなモンか」
戦いに決着がつき、周りには沢山の人が血を流し死んでいる。
「う……」
微かにだが、芥川の声が部屋の奥からきこえてきた。
樋口はそれに気付き、急いで駆け寄る。
「芥川先輩!」
「……樋口か」
「先輩……血が」
ヨロッ…と芥川に近付いていく樋口は、芥川の頬に血がついているのをみつけ、ハンカチで丁寧に拭き取る。
ピクと芥川の手が動き、そっと樋口の手をつかんだ。
「……済まんな」
初めて芥川の口から、樋口に大しての感謝の言葉をきいた。
ジワッ…と目から涙が零れ落ちる。
「……仕事ですから」
そう云い、樋口も優しく芥川の手を握りかえした。
だが、樋口がそうしなかったのは______
エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ
「太宰!あのでっかい、プロペラがついた のりものなに?」
「あー、あれはヘリコプターっていう乗り物だよ。って、え!!?」
「大変です!賢治くんとAが!!!」
次回「たまえなく過去へ押し戻されながら(前編)」______
「同棲なんて、聞いてませんよ!」
たまえなく過去へ押し戻されながら(前編)>>1→←彼女には向かない職業>>5
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菓海手(プロフ) - 皆、コメントちゃんとみてね!!!! (2016年6月20日 20時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - キーワードの『少々カゲプロ』をおして、続編である『蛇を操る少年(仮)は、探偵社のなかで最年長……らしい。【文豪ストレイドッグス・男主・マンガ沿い。4】』をご覧ください。 (2016年6月19日 14時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - 実は、この小説をつくったアカウントが無くなりまして、しかもパスワードも忘れてしまい新しいアカウントを作ったので、続編として4をつくりました。 (2016年6月19日 14時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 面白いですね、更新頑張ってください。応援してます!! (2016年6月1日 1時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - あの一中の生徒ですか? (2016年5月29日 10時) (レス) id: 7ac5ab82e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菓海手 | 作成日時:2016年5月28日 22時