ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス(前編)>>6 ページ24
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ゴホゴホと咳き込みながら1人の男が交番に入っていく。
中にいた警官は男の存在に気づく。
「ゴホゴホッ……。道に、鞄が落ちていました。遺失物かと」
警官はその男を見るとニコッと営業スマイルをする。
「じゃあ、この書類に詳細を____」
そう云いながら、ファイル等がある場所をゴソゴソと書類をさがす。
そして、もう1人の警官が男の顔を見て、首をかしげた。
「おや?あんた、どっかで……」
そう云われると、男は無表情のまま口を開けた。
「____流石。もう看破なされたか。やはり、この街の軍警は頗る優秀だ」
外套の端っこから黒い何かが現れる。
「おい、真逆こいつ。手配書の_____!」
男はニヤッと口角を上げた。
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男は交番を出ていく途中、1人の女性とすれ違った。
「あのォ、道をお尋ねしたいんですが________ひぃッ!?」
中に入っていった女性は悲鳴をあげて、腰を抜かす。
理由は、交番の中でさっきまで人間だったものが血を流していたからだ。
野次馬がゾロゾロと集まってくる。
「うわッ。何だコレ」
「やべェ、テロか?」
女性は、さっきすれ違った男を見つけた。
「あの男_______」
その時、ピッと何かが止まった音がした後、ドォッと大きな音がし交番が爆発した。
男はポケットから携帯を取り出す。
「終わった。次は?」
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霊華 - 林檎によってかわるから38kg位っすか? (2018年9月14日 16時) (レス) id: 55c6bf7b1a (このIDを非表示/違反報告)
セフミ - 主人公くんが、刀剣乱舞の今剣に思えてしまう。そんなボクは重症ですね (2016年8月2日 23時) (レス) id: c57fb13ef8 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - ふーか。さん» 今日の夜から更新再開します。面白いと云っていただき、ありがとうございます。 (2016年5月4日 17時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - お役にたてたら幸いです( ´ ▽ ` )面白かったんで、更新頑張ってください!! (2016年5月4日 17時) (レス) id: 43566f1e32 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - ふーか。さん» ぐふっ……。マジかよ……教えてくださり ありがとうございます。 (2016年5月4日 17時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菓海手 | 作成日時:2016年4月29日 16時