或る爆弾>>5 ページ17
「爆弾!爆弾!あと5秒!?」
社内にいる人たちが戸惑う。
爆発!?
部屋が、ふ、吹き飛ぶっ!?爆風を抑え……
何か、爆弾に被せないとっ!
そう思った敦は、ある行動をとった。
「なっ」
爆弾まで、あと2秒__
あれ?……僕、何やってんだ?
「莫迦!」
太宰が叫ぶ。
ピッピッと爆弾のカウントダウンは止まらない。
00:00:00。
爆弾が、カウントダウンを終えた。
・
・
・
・
だが、数分たっても何の痛みも熱もこない。
不思議に思い目を開けると、社内はなにもなかった。
「やれやれ……莫迦とは思っていたが、これほどとは」
「自。殺
「へ?…………え?」
クスクスと笑う太宰と呆れ顔の国木田の態度に理解が追いつかず混乱する敦。
「ああーん兄様ぁ!大丈夫でしたかぁぁ!?」
「痛だっ!?」
ゴキと音をたて、犯人に抱きつく人質だった彼女。
「いい、痛い。痛いよナオミ。折れる折れるって云うか折れたァ!」
「…………へ?」
さっきの混乱もあり、今のを見てさらに混乱する敦。
「小僧。恨むなら太宰を恨め。若しくは、仕事
「そう云うことだよ、敦君。つまりこれは、一種の______入社試験だね」
「入社…………試験?」
「その通りだ」
敦の耳に聞きなれない声かきこえる。
声の主の方を向くと、和服の男性がいた。
武装探偵社社長。
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霊華 - 林檎によってかわるから38kg位っすか? (2018年9月14日 16時) (レス) id: 55c6bf7b1a (このIDを非表示/違反報告)
セフミ - 主人公くんが、刀剣乱舞の今剣に思えてしまう。そんなボクは重症ですね (2016年8月2日 23時) (レス) id: c57fb13ef8 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - ふーか。さん» 今日の夜から更新再開します。面白いと云っていただき、ありがとうございます。 (2016年5月4日 17時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - お役にたてたら幸いです( ´ ▽ ` )面白かったんで、更新頑張ってください!! (2016年5月4日 17時) (レス) id: 43566f1e32 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - ふーか。さん» ぐふっ……。マジかよ……教えてくださり ありがとうございます。 (2016年5月4日 17時) (レス) id: bf2b99e4e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菓海手 | 作成日時:2016年4月29日 16時