嘘13 ページ15
雪:お前ら本気で言ってんの？
悠:嘘でここまで言わねえっての。
雪:……
彪冴:あいつのところ行ってくる。
そんな声が聞こえたと同時に、屋上の扉が開いた。
主:ぁ…
先ほどの会話を聞いたうえで冷静にやり取りができるわけなかった。
あたしは少しずつ後ろへ下がった。
彪冴:…A。お前…
主(聞きたくない…)
あたしは、『別れたい』そんな言葉を聞きたくなくて逃げようと振り返った。
ｸﾞﾗｯ
主(え…？)
場所が悪かったようで後ろは階段になっており、そのまま足を踏み外して階下へ落ちた。
最後に見たのは…冷たい目で見降ろしていた彪冴の姿だった。
〜彪冴side〜
Aが階段から落ちた。
今まで好きだったやつだったのに…焦りも何もなかった。きっと、篤樹の幼馴染をいじめていたと聞いたからだと思う。
あいつは、悲しそうに、つらそうに俺を見て落ちた。
？:今の音何？
音につられて史弥が出てくる。
彪冴:…Aが落ちた。
史弥:ッ!!A!!
俺の言葉を聞いて史弥はあわてて階下へ降りAのもとへ。
史弥:ここまでする必要ねぇだろ!?
史弥が俺にキレてきた。史弥はきっと俺が突き落としたと思ってるんだろう。
彪冴:俺は何もしてねぇ。Aが勝手に落ちたんだ。足を踏み外して。
史弥:ほんとにAのこと好きだったのかよ…
俺をにらんでくる史弥。
彪冴:いじめてたんだったら、それぐらい当然なんじゃないのか?
そう。Aは篤樹の幼馴染…里桜を陰ながらいじめていたんだ。だから、天罰が下ったんだ。
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黒薔薇姫(プロフ) - mesemoa・LOVEさん» コメント、応援メッセージありがとうございます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘこれからも更新頑張っていきます (2019年1月16日 21時) (
レス) id: a425df291c (このIDを非表示/違反報告)
mesemoa・LOVE(プロフ) - 設定とか話の構成とかしっかりしてて凄く面白いです!更新頑張ってください! (2019年1月16日 16時) (レス) id: c85dc25ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇姫 | 作成日時：2019年1月9日 21時
