嘘15 ページ17
主:だから…何も分からないんですか…？
あたしがそう聞くと
医師:そうだね。
主:…
医師:ちなみに、Aちゃんが最初にあった彼は、弟さんの史弥くんだ。僕はキミの主治医の
主:はい。
祐葵:…じゃあ何かあったら呼んで？史弥くんが来ると思うから、たくさん話したらいいよ。
速川先生はそう言って病室を出ていった。
入れ替わるように史弥さん？が入って来る。
史弥:ほんとに…分からないんだね…
史弥さんはすごく悲しそうに言った。
主:…ごめんなさい…
申し訳なくて、そんな言葉が零れた。
史弥:ううん。謝らないで…やっぱり…Aがするわけないよな…。
なにか小さく呟かれたが聞こえなかった。
主:どうかしました？
史弥:ううん、なんでもない！ゆう兄が外出許可出してくれたら色んなとこ行こ？
主:は、はい…
史弥:出来れば…さ、敬語、外して欲しいな。他人行儀な気がして…
主:あ、ごめん…その…何も覚えてないから…違和感かもしれない…けど、頑張って思い出すね！
あたしがそう言うと史弥さんは優しく微笑んでくれた。
史弥:無理はしないでね。…思い出したくなくて、封印しちゃったのかもだから。
主:うん。
あたしはできる限り笑顔を作った。
主:えっと…良かったら、あたしのこととか教えて…貰える？
史弥:うん！もちろん。
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黒薔薇姫(プロフ) - mesemoa・LOVEさん» コメント、応援メッセージありがとうございます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘこれからも更新頑張っていきます (2019年1月16日 21時) (
レス) id: a425df291c (このIDを非表示/違反報告)
mesemoa・LOVE(プロフ) - 設定とか話の構成とかしっかりしてて凄く面白いです!更新頑張ってください! (2019年1月16日 16時) (レス) id: c85dc25ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇姫 | 作成日時：2019年1月9日 21時
