目指せあの頂上へ (ページ9)

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第7話ページ9

クラスには結構人がいるため、自己紹介には時間がかかった。

そして次は、ロネさんの番。

ロネ｢みなさんこんにちは!!!はじめまして!!!ロネと申します!!えと、よく元気って言われます！よろしくねー!!｣

と、ずっと語尾にビックリマークをつけていた。
正直、声が大きすぎて耳がキーンとする。

そしてレンさん。

レン｢レンです。水魔法を使っています。ロネとシグとは幼なじみです。よろしく｣

さっきのロネさんとは違って冷静で落ち着いた声だった。耳に優しいそんな声だ。

ロネ｢あとツンデレ！｣

レン｢ちげーよ｣

ロネさんが追加した彼の情報をレンさんは即座に否定した。
二人は普段からこんな感じなのだろう。

……ところで、シグ、って誰だろう？

そう思ってると、次に話し始めた金髪の男の子が言った。

｢シグです。空間制御の魔法を使えます。よろしくおねがいします。｣

その言葉に、クラスが急にざわざわしだした。

｢空間制御……!?｣｢そんな上位魔法使えんの……!?｣

上位魔法？

空間制御？

なにそれ……？