_ 魔法道具 〜 ページ3
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【魔法道具】腕輪
銀色の、特に装飾のないとても細い腕輪。服で隠れて見えないが、常につけている。
【魔法武器】スタンガン
ハンドガンの形状をした電撃銃。本来のものでは先ず攻撃という程の攻撃はできないが、戦闘用として威力が強化されている為、しっかり突き付けて撃てば通常の魔法武器と同じ様に攻撃が入り、もしくは肌から少し離れていても感電させることが可能。
ただ、結構な近距離でしか効かないので相手の懐に潜り込まなければ撃つことができない。
幸い頑丈な造りで攻撃を銃で受けてもある程度は耐えられるので、上手く受け流していけば近付くことも或いは。
【その他】普段は素行も良く、あまり悪い噂は聞かない良いところの大学生。希に「見知らぬ少女に声を掛ける懐月を見た」という話が出回ることもあるが、情報が周りから見た彼女の人物像とあまりそぐわない為、大抵の場合見間違いだと思われて終わる。
まあ、これは本当に彼女がやっているのだが。
特段複雑な家庭環境などはなく、そこそこに裕福な家で、十分に教育を受けて育ってきた為精神は健康。親は仕事に勤しんでばかりで少々放任主義だった為、愛は足りなかったかもしれないが、それは別所(女の子)で補っているので問題はないそう。
大学へ通うにあたって、ついこの間一人暮らしを始めた。始めはやんわりと反対されていたが、「実家からだと通学するには遠すぎる」「向こうは治安も良いし、貴方達はほぼ家に居ないんだから実家だろうが一人暮らしだろうが生活はほぼ変わらない」と彼女が必死に食い下がったところ、経済的な余裕もあったので最終的にはOKが出たらしい。
が、それでも心配なものは心配らしく、隔週で肉声の連絡が来る。その度に彼女は「前まであいさつ位しかしなかったのになあ」とぼんやり思いながら、適当に応答して電話を切っている。
彼女が一人暮らしをしたかったのは、自分の家があれば女の子を自由に連れ込め、そして自由に連絡が取れるから。家からの距離がどうのこうの、というのは正直そこまで気にしていない。
魔法少女になったのは、少女達と合法的に戯れる為。その一心ですぐさま検定を受けたところ、なんと合格。そして今に至る。
動機は些か不純だが、他者(女子に限る)を守ろうという意志はあるので活動に支障はないよう。偶に自分の年齢は少女カウントなのかと考えることもあるが、最終的にはいつも「まあ女の子と仲良くできてるしいいか」という思考放棄に向かう。
自分の魔法が普段使いできたら良いのになあ、とよく残念がっている。
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作者名:玲楓(れいふう) | 作成日時:2022年3月14日 17時