検索窓
今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:29,066 hit

治療?ー最終章ー ページ45

暗闇垂れ込める部屋からは男女の吐息が、交わるように聞こえていた。


A「なんっ.....だったのですか?」


私は息切れの中、銀さまに問うた。


銀時「疲れたか?上様。」


A「.....」


銀時「そんなつれねェ態度とんなって。」


背を向けた私の背後から、銀さまは笑いながら言った。


銀時「...っとに上様は愛されてんなぁ。」


私は銀さまの方へ向き直った。


銀時「からだ中、痣の痕ばかりじゃねぇか。」


A「.....毎回毎回、皆に付けられるのですよ.....」


銀時「ほォ.....大したもんだな、上様も。」


A「.....銀さまだって...さっき、痕を付けられたでしょう?」


銀時「当然だ。俺のモノだって印をな。」


A「私.....毎晩毎晩、そんな痕ばかり付けられて.....結構、痛いんですよ....」


銀時「上様は本当に沢山の男に愛されてんなぁ。まぁ、将軍なら仕方ねぇか。日の本一のお姫様だもんなァ。」


A「これもお役目なので。」


銀時「いちばん大切なお役目か?」


A「否定はできません。」


銀時「そうか。」


A「.....でも私.....私は.....銀さまが.....」


銀時「なんだよ?」


ここから先は、恥ずかしくて言えない。

銀さまの逞しい胸板に顔を埋め、手をふれる。


  !

A「.....っ!」



銀さまは、また私のからだに痕を付けた。

今度は二の腕だった。


夜はまだまだ終わりそうになかった。

子供ー壱ー→←治療?ー肆ー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆ハー , シリアス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。