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双子 ページ39

「オギャ!オギャ!」 「アギャ!アギャ!」



あれから私はまた子供を生んだ。


また双子だった。


だが、若が兄上で姫が妹だった。


私と総悟殿との子供だった。


お産で疲労たっぷりの私の横で産婆たちが忙しなく私と赤ちゃんたちを介抱する。


「オギャ!オギャ!」 「アギャ!アギャ!」


赤ちゃんは二人とも元気に元気に泣いていた。


沖田「上様、双子ですかィ。しかも男と女の。」

A「ええ。そうですよ。」

総悟殿も嬉しそうだった。
頬がちょっぴり紅くなっていたのだ。


沖田「上様、お疲れですかィ?大丈夫ですかィ?」


A「.....は.....い.....」


沖田「上様、苦しいんですかィ?」


事実、私は苦しかった。私も少し前までは毎年お産を繰り返したが、三年前、竹千代を生んだときから、からだは悲鳴を上げていたのかもしれない。


A「.....せて.....私に、も、赤ちゃん.....見せ..........て」


沖田「上様!」


私は体中を疲労が襲うの中、生まれた二人の赤子を見た。



とてもかわいかった。どちらも。


生まれた子供は若は『菊之丞』(きくのじょう)

姫は『亜久里』(あくり)と名付けられた。

お見舞い→←湯と夢がー最終章ー



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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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