【銀魂】絶望に花束を 4

百五十七 ページ18

NOside









兵「ばかな！なぜ見廻組が城内に！」









兵「これは一体どういうことだ！



貴様ら幕府に使える身！それも警察でありながら賊に加担するつもりか、逆心ども⁉」






近「賊に加担？

人聞きの悪いこと言わんでもらいたい

その罪人どもの刑の執行は明朝と遅れがあったはず

それを日も上らぬうちに手打ちにしようとは……

幕命に背く逆心はそなたらのことでは御座らぬか

我々は処刑の時まで見張りを大殿より逢瀬仕りました

ならこの夜が明けるまでそのもの達の首を守るのが我々の使命にござる」







新「こ、近藤さん………」








兵「芋ザムライが何を抜かすか！

田舎の猿が誰のおかげで二等を授かると思ってる！

女将より授かりし恩を仇で返すとは逆賊にも劣る畜生よ！」







沖「畜生で結構

肥え太った豚に尻尾振る犬よりやましぁ

目の前に豚が転がってれば喰っちまうのが狼よ」









そう言い膝をつく神楽の頭に足をおく









神「誰が豚だこのチンピラ⁉」






ゲシ







回し蹴りで張り倒しさらに蹴りを入れる









沖「テメェじゃねぇ！雌豚！」









神「私のことだろうが！」









兵「見廻組を城内に手引きしたのも貴様らかァ！

よもや真選組と手を組みクーデターを起こそうとは


佐々木め」






ドゴッ







土「誰が誰と何を組んで何デターを起こすってぇ？」









それに応えようとした兵を土方は阻止するようにバズーカをぶっ放す









土「誰があんなクズどもと組むかぁっぁっぁ！」








近「落ち着けトシ！」







土「よし！近藤さん！奴らはまんまと城内に入った！定々ごと城を焼き討ちだ！」







近「そんな作戦しらねぇけどっっっ！

っていうかまだAが中にいるしぃぃぃぃ！」






土「仕事中に居眠りしやがったあいつの責任だ！

この機会に根から叩き直してやラァ！」








近「それはさすがに死ぬから⁉

ていうか城焼く時点で攘夷志士！！！」









兵「構わん！奴らを打ち取れェェェェェ！！！！」

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