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翌日 ページ10

Aside




昨日は何時ものが終わった後にゆっくりと寝た




翌日、私は任務で一寸した戦果を上げ、皆の前で中原幹部に褒められた




しかも、私の頭を撫でてくれたのだ




然し、その日お嬢様は随分とお怒りの様だった




何時もよりも長く、重い気がしたが恐らく気のせいだろう



シャワーを浴びて気がついたら12時だった



何時もよりは多少遅い気がするが、何より中原幹部に褒められたからか、今日はまだ寝たくない




そう言えば『リスカール』に行ってない




あの時は驚いて逃げてしまったが、彼は今日要るだろうか?




出来れば、もう少し話がしたい・・・なんて、我が儘だろうか




否、謝罪も兼ねてという理由で、行こう



そうと決めてからの行動は速かった




珍しく鼻歌なんて歌いながらバーの扉を勢いよく、開けた




カランカランと心地好い音がした




がそんな心配は無用だったようで、此方に微笑みかけてきた




「やあ・・・Aちゃん」




「こんばんは・・・・太宰さん」




私が何時もの席に座ると彼もお酒を持って、私の隣に座ってくる





「・・・・あの、」





私は戸惑いながらも話しかけた




「この間は・・・すみませんでした。少し、驚いて・・・!!」





ゆっくり理由を話していると急に抱き締められた




「だ、太宰さん!?」



戸惑って離れようとしても、逆にさっきよりも強く抱きしめられた





「君が謝る事は何もないよ!・・・Aちゃん」





太宰さんの静かな声に私の動揺していた心はどんどんと落ち着き始めていた




言い終わると太宰さんは私を解放してくれた




「また、この前みたいに話しませんか?・・・・・聞いてほしい事が沢山有るんです」




「勿論だよ・・・今夜はお互い語り尽くそうじゃないか!」




太宰さんも嬉しそうに微笑んだ




そうして、私達の楽しくて長い夜が始まっていった

命令→←甘い誘惑と甘い甘い蜜



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作者名:クロス | 作成日時:2018年11月25日 2時

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