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忠告 ページ5

Aside




思わず、びくっとしてしまう




「なんで・・すか・・・」




多少の驚きは今となっては焦りに変わりつつあった




「怪我はちゃんと治さなければいけないよ」




一瞬で私は全身に鳥肌がたった




思わず彼の腕を思いっきり払う




「し・・しつれいします・・・」




といって、私は駆け足で店を出て本部に向かった




なんなんだあの人は・・




まるで・・・全部見透かされているかのようだった




鳥肌は何時までたっても収まる気配すらない




前も見ないで走っていると誰かにぶつかった




倒れるっと思って目を瞑るが一向に衝撃は来なかった




ゆっくり目を開けると私はぶつかった相手によって支えられていた




「大丈夫か?」




上からは何時も聞いている優しい声が聞こえてくる




「中原幹部・・・・」




掠れた声でそう言うとさっきより強く抱き締められた




彼の温もりによって安心した私は、そのまま意識を手放してしまった

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作者名:クロス | 作成日時:2018年11月25日 2時

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