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幸せな時間 ページ27

Aside




太宰さんと路地裏に行って、一悶着あってから数日がたった




驚いたのはあの日、自分の異能が暴走していたこと




それから・・・




朝起きると其処は中也さんの家だったと言うことだ




何でも偶々通った所で私を見かけて助けてくれたとか




凄くありがたかったが、好きな人の部屋にいたら誰だって普通じゃいられない




今もなお私は思い出しては勝手に悶えている




でも・・・




中也さんは怒らなかった




確かに良いのかも知れないけどなんだか




それはそれで寂しいような




なんて、思っていたのもそのときだけで何だかんだいって中也さんの近くにいることが増えた




しかも、前より沢山話すようになり、私にとって幸せな時間が続いていた









幸いなことにお嬢様も家のことで最近来ていないので怪我もなおりつつあった




本当に幸せな時間だ




まるで夢のような




そんな一時









このまま・・・




何時までも続けばいいのに









そう思っていた




「A、行くぞ」




「はいっ」









そうして今日も私は中也さんの後を歩く

物語→←愛おしい人(オマケ?)



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作者名:クロス | 作成日時:2018年11月25日 2時

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