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体が固まって振り向けない
騒がしかった周りの音が一瞬にして無音になった気がした
覚悟してゆっくり振り返る
別れた日から遠くから眺めるだけだった樹が
今目の前にいて……
泣きそうな顔をしていた
樹「久しぶり」
『……ど、して』
勢いよく北斗の方へ振り返ると申し訳なさそうな顔をする
北「ごめんな、A
どうしても話して欲しくて…」
『整理がついたらって言ったよね？
なんでその気持ち無視するの？』
北「本当にごめん」
北斗に怒っても意味が無い
これがただの八つ当たりな事もわかっていた
だけど昼に見た光景が思い浮かんで冷静になんていられない
樹「俺が頼んだのもあるんだ
だから北斗だけを責めないで」
『北斗ごめん…』
北「俺こそごめんな…
2人でゆっくり話して」
そう言うと北斗は席を離れた
樹は目の前に座るともう一度「久しぶり」と言った
無言の空気が更に居心地を悪くする
何か話さないと、て思っても言葉が見つからなくて
目の前に置いてあるミルクティーを眺めていた
樹「ずっと苦しませてごめん」
顔を上げるとしっかり私を見ていて
逸らす事すらできなくて
溢れそうになるのを唇を噛んで耐える
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彩華(プロフ) - すごくおもしろいです！ストーリーシェルミイさんの曲になってますか？違ったらごめんなさい(>_<) (2020年5月11日 3時) (
レス) id: 4aef125bec (このIDを非表示/違反報告)
きょーもとのこうもり - 切ないけどめっちゃおもしろいです！更新楽しみです！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃあ | 作成日時：2020年1月30日 3時
