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インターホンの音が部屋に響く
深呼吸しながら震える手でドアを開けた
樹「久しぶりA」
『久しぶり、樹』
ソファーまで案内して紅茶を樹の前に置く
樹「俺さ…」
あぁ、終わる…。
次の言葉を聞くのが怖くて俯いた
樹がまた離れる。今度は樹の意思で。
続きを聞きたくない、だけど聞きたい
視界が揺らぎ始め唇を噛み締めた
樹「必死に勉強して大手企業就職できた」
『…え』
顔を上げると嬉しそうに笑って「頑張ったべ？」て言われて
腰が抜けそうになった。
「それでさ」と言われてまた顔が強ばる
樹「好きな人に告白しようと思う」
『好きなひ、と…いたんだ』
樹「うん。もう前みたいな事したくなくて
必死になってた。
だから電話とかできなくてごめんな」
『う、ううん！そっか、そっか…』
言われた。本当にもう終わりだ
『樹なら絶対うまくいくよ！
頑張って！でもどんな子だろ。会ってみたいな』
樹「くだらない事笑いあえて、一緒に居て落ち着けて
我儘も聞いてくれて、自分より他人気にして
しんどい事も全部1人で抱えようとすんだよ、そいつ」
『樹はその子の事ほっとけないんだね』
樹「そうだな…。
本当にほっとけない」
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彩華(プロフ) - すごくおもしろいです！ストーリーシェルミイさんの曲になってますか？違ったらごめんなさい(>_<) (2020年5月11日 3時) (
レス) id: 4aef125bec (このIDを非表示/違反報告)
きょーもとのこうもり - 切ないけどめっちゃおもしろいです！更新楽しみです！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃあ | 作成日時：2020年1月30日 3時
