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137話 必要なこと ページ14

翌日。


先生「碓井さん、富良野さん、知り合いが呼んでました」

セイカ「知り合い…?」





休み時間に、先生がAとセイカを呼び出した。

Aを睨みつけながら横を歩くセイカ。



Aは分かっていた。

師匠だ。



先生に誘導され、教室から離れた場所に着くと。







セイカ「っ!!」

A『師匠!』






Aの予想通り、そこには師匠がいた。


先生は「また来る」と言いその場から去って行った。


喜ぶAとは対照的に、セイカは焦り怯えている。
セイカが怖がるのも無理はない。




今自分の目の前にいる2人は、「人殺し」の話をしていた本人たちなのだから。






セイカ「あ、あたし、人違い、だから…」

アカネ「セイカ」

セイカ「や、やだ…!近付かないで!!」

アカネ「悪いが、少し眠っていて貰う」



師匠が手に持っていた懐中時計をぱたんと閉じる。




セイカ「…っ!」


すると、謎のオーラがセイカを取り巻き、セイカは気を失いその場に倒れた。



A『セイカ!』

アカネ「大丈夫だ、気を失っているだけ。……というか、お前はまだこいつに気を遣ってやるんだな」

A『だって…!』






気絶したセイカを心配するA。

そんなAをよそに、師匠は除念の為の準備を始める。

セイカの側に座り、先程閉じた懐中時計を開く。

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作者名:ゴンクラ命の荒川白希 | 作成日時:2023年3月26日 10時

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