77話 最悪な自覚 ページ6
ゴ「久々！！！全員集合だね！！！」
ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ。
そして私。
…私、何でここにいるんだろう。
騙してるんじゃない。
黙っているだけだ。
ク「君は…大した変化もなさそうだなレオリオ」
レ「ムカつく度も増したなオイ」
キ「Aは？9月1日すっぽかして何してた訳」
A『うん？うーん、仕事』
キ「なんの」
A『なんでもいいじゃん。なに？キルア君私のこと好きなの？』
キ「はあ！？」
ク「…そうなのか？」
キ「な訳！！」
A『冗談冗談。そんな怒んないで』
レ「それはそうと何か旅団の1人と闘って倒したらしいな？」
駄目だ。抑えろ。
まだ殺すな。
だがこれで決まった。
「ウボォーを殺したのはクラピカ」。
ク「…A？」
A『え、うっうん。なに？』
ク「いや、特には…」
A『心配してくれてありがとう』
ク「あ、ああ…」
キルアがクラピカをからかうような目で見る。
クラピカ、どんな表情も綺麗だな。
もっといい関係性だったら良かったのにな。
大切な人が殺されても、私はこんな気持ちを持ったままなのか。
ク「私の能力は旅団以外の者に使えない」
旅団とクラピカを行ったり来たり。
私、殺すより酷いことしてる。
最低だ。
騙してるんじゃない。
黙っているだけだ。
本当に？
卑怯だ。
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作者名：ゴンクラ命の荒川白希 | 作成日時：2023年3月21日 11時
