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3.おかしな『せかい』?(1) ページ6

「……た!奏汰っ」

「ううん……?」
ゆっくりめをひらくと、めのまえには『どあっぷ』のちあきのかおがありました。しばらくなにがおきたのかわからず、『きょとん』としてしまいます。
「あっ、深海先輩も起きたッスか」
うん〜この『こえ』はてとらですね……?
「ちあき〜てとら〜おはようございます〜」
「おはよう、って何でっすか……」
「そういうみどりも、おはようございます……♪」
そとをみるともう『まっくら』で、ぼくたちはながくねむっていたのだとおもいました。

……でも『へん』ですね。
ぼくたちがここで『としでんせつ』をたしかめたときは、まだれんしゅうのあとすぐで、『きがえて』いなかったはずです。ですが、じぶんのふくをみるとぼくたちは『せいふく』をきています。
ふとちあきのほうをみると、ちあきもふくをさわって『ふしぎ』そうにくびをかしげていました。
「しかし妙だな……」
そうつぶやいたちあきに、てとらとみどりが『はんのう』します。
「やっぱり、リーダーもそう思うッスか?」
「なんで俺たち、もう制服着てんのかな………?無意識のうちに着替えた、とかないよね」
みんな、そのわけはおぼえていないようです。むずかしいことは、『かんがえる』ものじゃありませんね?
「分からない事が多いな、困ったものだ」
ううん?とみんないっしょにくびをひねりました。そろいすぎて、ちょっとわらってしまいます……♪

「てか今何時ッスかね?時計時計〜……えっ」
とけいをかくにんしようと『れっすんしつ』をみまわしたてとらが、そのまま『かたまり』ました。てとらは『いそがしい』ですね。
「てとら〜、どうしましたか?」
えっ、いや、そんなはずないッスよね?とあわてふためくてとらを、みどりがさとします。
「どうしたの南雲くん?ちょっと落ち着いて。この部屋、時計ならそこに……え」
『れっすんしつ』のいっかくをゆびさしたみどりも、てとらといっしょにかたまりました。

そしてみどりは、しぼるように『こえ』をだします。
「なっ……なんで時計がなくなってるの……?」
「なにっ、時計がないのか!?じゃあ今が何時かも分からないのか……!」
ちあきがめをまるくして『おおごえ』でさけびました。
「いやいやっ、でも俺たちには文明の利器があるッス!やっぱり便利ッスね、携帯、携帯〜……!?」
こんどは『とらがら』のけーすをつけた『すまほ』をもってかたまるてとら。ほんとうに『おもしろい』こですね……。

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設定タグ:あんスタ , 流星隊 , ファンタジーホラー(軽度)   
作品ジャンル:ホラー
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作者名:あさぎ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Neve_yucky  
作成日時:2016年6月26日 23時

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