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｢A！！！起きて！！Aってば！！｣
次の日、ハリーの大きな声で目覚めた。
昨日の夜あのまま、本の山に埋もれて眠ってしまったみたいだ。ハーマイオニーとロンはまだ帰ってきていなかった。それとも、そのまま寮に帰ってしまったのだろうか。
おはよう、と返事をして数秒で気づく。
｢あれ！？今日って第二の課題当日だよね！？どうしよう！！！｣
このままではハリーの何か大切なものが水中人に奪われたまま失われてしまう、と思い、大わらわで再び本の山から手当り次第本を引っ掴んで調べようとすると、ニコニコと嬉しそうな、でも少し不安の入り交じった表情でハリーがさっき起こったことを話してくれた。
｢そんな、ドビーが？｣
｢そうなんだ！この“エラ昆布”を試合直前に食べれば、って言っていた。｣
｢すごい！でも、それ大丈夫なの…？｣
確か二年生の時、ドビーはハリーを“助けよう”として結局右腕を骨抜きにしたことがある。(八割ロックハートが悪いが)
｢わからない、でももうこうなったらこれに縋るしかないんだ。じゃあ、僕行ってくる。｣
｢うん、ハリー、頑張ってね！｣
そう言うと、ハリーまだ不安さが残った顔で笑い、走り去っていった。
私も会場に向かおうと思い、昨日散々散らかした机を急いで片付ける。マダム･ピンスに見つかったらどうなることか。大体、彼女に見つからず図書館で一晩過ごしたのも奇跡に等しい。
会場着くと、もうほとんどの生徒が到着していた。辺りをざっと見渡したが、ハーマイオニーとロンの姿は見つからなかった。どうしたものか、と適当な席に座ると、隣に誰かが座る。ハーマイオニー達かな、と思いそちらを向くと、座っていたのは何とびっくり、ドラコだった。
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春(プロフ) - Kittyさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです(TT)新しい方もいまちょこちょこ書き進めていて、ある程度までいったら公開しようと思っています。こちらこそ、読んで頂いてありがとうございました(^-^)！ (2021年4月12日 20時) (
レス) id: a264b0de8d (このIDを非表示/違反報告)
Kitty(プロフ) - 最後の最後まで読めなくなったのは残念ですが、またドラコ ということで次回を楽しみに待っています！こちらの連載もありがとうございました。 (2021年4月10日 16時) (レス) id: 9cd6021468 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます(TT)とっても嬉しいです……！！これからもよろしくお願いします(^-^)！ (2021年4月3日 22時) (レス) id: a264b0de8d (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！！！更新楽しみにしてますー！！！ (2021年4月2日 0時) (レス) id: 061e4b2b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春 x他1人 | 作成日時：2021年3月30日 18時
