愛されたい…５

隆二side ページ49

LIVEの朝には
いつも通りのAちゃんに
戻ってた…

でも､健ちゃんが言ってたように
情緒不安定のままなのは分かる…
何かあると､すぐに涙が出る…

何かあった？って聞いても､
多分Aちゃん自身も分かってねぇから､答えられねぇだろうし…





今日静岡1日目が終わった…
Aちゃんと行動するのも､後3回…
今まで､Aちゃんが俺の為に色々頑張って来てくれたお礼をしようかな！笑

今度は俺がAちゃんの為に…


打ち上げで､お酒も入ってスタッフさん達と楽しく話してるAちゃんを､俺の隣に呼んだ…

『隆二くん？どうしたん？笑』

隆「Aちゃん､今までありがとうね！笑」

『え？』

隆「Aちゃんが隣に居てくれたから､頑張れてんだ！俺は！笑
正直､寂しくなるけど…全く逢えない訳じゃねぇし､これからも臣と何かあれば､頼って､甘えてくれていいから！俺はAちゃんの味方だからね！」

『りゅうじくんｯｯ……』

Aちゃんの目に溜まっていた涙がどんどん溢れる…
そんなAちゃんを優しく抱きしめた…

隆「Aちゃん？ほんとありがとう！笑
Aちゃんを好きになれて､よかった……笑」

『ｯｯん､……うちも､りゅうじくんには助けてもらってばっかりでｯｯ……感謝しきれへんぐらいｯｯ』

隆「うん！Aちゃん､今まで辛い思いばっかだったのに､良く頑張ったね！笑」

『ｯｯ……､』

隆「これからは､臣にいっぱい幸せもらいな！
臣の事で辛い事あったら､俺の所に来ればいい！
いつでも助けてやるから！笑」

『ｯｯ……りゅうじくん』

隆「俺はAちゃんにとって､ヒーローなんでしょ？笑」

『うんｯｯ!!』

隆「だったら､他のメンバーより1番に頼ってくれる？お願い！笑」

『うんｯｯ!!りゅうじくん？』

隆「ん？」

「ありがとｯｯ!!そして､大好きｯｯ!!笑」

隆「あぁ笑､ずっとAちゃんの為に歌う！笑」

『めっちゃ贅沢！うちは幸せ者やん!!笑』

隆「三代目みんなで､Aちゃんを幸せにしてあげるから！笑」

『うんｯｯ!!笑』

みんな…
Aちゃんのその笑顔が大好きだから…

隆「Aちゃん？プレゼント！笑」

『え？……………ウソｯｯ!!泣』

隆「約束してたでしょ？
オレは明日2日目だし､無理だけど笑」

『うちも残らなあかん！』

隆「スタッフに了承もらえたから！
その代わり､神奈川までには帰ってきてよ？笑」

『…ｯｯうん!!笑』

Aちゃんは準備する為に帰った…笑

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