マフィア婚約者3 ページ3
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『ゾムはもうちょっと濃いほうが好きだな…』
そう呟いて味噌を追加して溶きはじめる。朝ごはんの分担は基本朝早く起きた人が作ることにしている。今日は私の方が先に起きたので自分とゾムのために朝ごはんを作っている
ご飯、みそ汁、卵とウインナー、サラダといった日本のご飯と遜色のないものだ。この国で日本食が復旧している訳ではなく、食材は全て輸入して取り入れている。ゾムが私のために色々と気を使ってくれていることには感謝してもしきれなかった
zm｢あ……！A…！｣
ガチャりと扉が開いたかと思えば、そこには先程起きたばかりなのか寝癖が付いているゾムが居た。私の存在に気づくとパッと目を輝かせながらこちらに向かってきてそのままぎゅっとハグしてくれるゾム
zm｢オハヨ〜！A…！！｣
『おはよう、ゾム』
そう言ったあと、ゾムが毎日しているおはようのちゅーをして私の肩にちょこんと頭を乗せた
zm｢アサゴハン、アリガトー…！｣
｢エエニオイスル…！｣と言葉を続けるゾムはマフィアとは思えないほど朝は特にふにゃふにゃしていて、そんなふにゃふにゃした婚約者はフライパンで焼かれているウインナーに目をつけると、私の方を見てキラキラと目を輝かせ何かをアピールし始める
『ふふっ、ウインナー食べる？』
zm｢エエノ…！？タベル！｣
そう言ってあ〜と口を開けて待機するゾム。『自分で食べてや』と少し意地悪な発言をすると、キラキラしていた顔からむすっとした顔に変わって私のことを見つめる
『嘘やで。食べさせてあげるからそんな顔せんといて』
zm｢A、イツカラソンナニイジワルニナッタン…｣
zm｢"ダレにオソワッタンヤ…？"｣
そう言ってゾムはぎゅっと私の空いている方の手を強く握る
『貴方から教わりました』
zm｢ホンマ二…？｣
『ゾム以外誰がおるん』
zm｢タシカニ。。オレイガイヤッタラ、ユルサヘントコロヤッタワ…！｣
ゾムは満足気に笑いながら物欲しそうにあ〜と再び口を開けた。冗談でも他人だなんて言えたもんじゃないな…と思いながら私はウインナーを旦那さんの口の中に入れた
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野宿(プロフ) - ひよこさん» 最後まで見ていただきありがとうございました〜！！ (1月24日 23時) (
レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - 抹茶さん» 最後まで見ていただきありがとうございました！ 今作も楽しんでいただけて作者としてとても嬉しいです！！ 次作品も是非見に来てください〜！ (1月24日 23時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - キリス(某教祖様)さん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！ この作品を沢山気に入っていただけて嬉しいです！！ (1月24日 23時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 完結おめでとうございます！！お疲れ様です！ (1月24日 13時) (レス) @page27 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 完結おめでとう御座います！そしてお疲れ様です！今回の作品も本っ当に読んでて面白かったです！次の作品も必ず見にいきます！ (1月24日 4時) (レス) @page27 id: c94ce9581d (このIDを非表示/違反報告)
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