マフィア婚約者15 ページ15
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ガチャり
テーブルの上に夜ご飯を置いていると、タイミングよく家の扉が開く音が聞こえた。持っていたお皿をテーブルに置いていつものようにゾムのことを迎えに行く
少し心配なことがあるとすれば、今日はゾムのただいまという言葉が聞こえなかったということ
『おかえり、ゾム！』
zm｢………｣
やっぱり。。
『大丈夫…？』
zm｢A…｣
そう私の名前を呼んだかと思えばドサッと言う音が聞こえると共に私に向かって勢いよく倒れてくるゾム。目にはいつものような光が無く、誰が見ても明らかに元気がない状態だった
ゾムは偶に今のような雰囲気のお疲れモードの時がある。会話は最低限、食欲もあまり無いようで、彼にしては珍しく風呂も入らず死んだように寝てしまう。孤独感を感じるのか自分の存在価値に否定的な意見を持ったりすることも少なくなかった
『お疲れ様。。ご飯食べる…？』
zm｢……｣
ゾムは私の質問に小さく首を振った
『ん、お風呂は入りたい？』
zm｢………ハイラヘン。。｣
『寝る…？それとも起きてる？』
zm｢…………ネル。。｣
『じゃあ寝よか。寝室まで歩ける？』
zm｢…アルク……｣
そう言ってゾムは私に体重を預けながらゆっくりと寝室に向かった
ー寝室ー
zm｢A……ゴメン…｣
『謝る必要なんかないで。今日はお疲れやねんな』
そう言って私はゾムの頭を優しく撫でる。いつも私がゾムにしてもらってる時のことを思い出しながらふわふわと撫でた
zm｢………｣
zm｢A、オレッテイル……？｣
zm｢A二メイワクカケテ……ソレニ、マフィアのヨメトカ…イヤヨナ。。｣
『居るに決まっとるやろ。大好きなゾムが居なくなったら嫌や』
『それに、ゾムがマフィアとか関係ないで』
『私はゾムっていう人が好きやから、ゾムがマフィアやからとか、良くないことしてるとか、関係ないで』
zm｢………ホンマ…？｣
『うん。ゾムのこと大好きやもん』
zm｢………モット｣
『大好きやで、ゾム。大好きやから傍にいるし、大好きやから居なくなって欲しくないで』
zm｢オレモ。。A、ダイスキ…｣
『私もゾムのこと大好き』
zm｢んふ、アリガトウ…｣
そう言ってゾムは少し笑顔になったあと、疲れている瞳をそっと閉じた
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野宿(プロフ) - ひよこさん» 最後まで見ていただきありがとうございました〜！！ (1月24日 23時) (
レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - 抹茶さん» 最後まで見ていただきありがとうございました！ 今作も楽しんでいただけて作者としてとても嬉しいです！！ 次作品も是非見に来てください〜！ (1月24日 23時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
野宿(プロフ) - キリス(某教祖様)さん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！ この作品を沢山気に入っていただけて嬉しいです！！ (1月24日 23時) (レス) id: 9e87cc174e (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 完結おめでとうございます！！お疲れ様です！ (1月24日 13時) (レス) @page27 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 完結おめでとう御座います！そしてお疲れ様です！今回の作品も本っ当に読んでて面白かったです！次の作品も必ず見にいきます！ (1月24日 4時) (レス) @page27 id: c94ce9581d (このIDを非表示/違反報告)
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