高野さん家族の毎日２

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涼介 said

どうしよう。
ぱぱとままとおにいちゃんたちとはぐれちゃった

まいごになっちゃったよ

大「にいに、いないね」

涼「だいきがわるいんだよ、おひるたべるっていったのに、ぺんぎんのほうにいくから！」

大「だってぺんぎんさんみたかったんだもん、、」

涼「ぼくがおいかけなかったら、だいきひとりだったんだからね！」

大「･･･」

ひとりはこわいってことしってるくせに。
すぐどっかいくから
ぼくまでまいごだよ。

どうしたらいいのかな。

まいごせんたーにいきたいけど、ばしょわからない
ちずみても、かんじよめない。
ぼくしらないひとにはなしかけるなんて、できない

大「ままあー！！ぱぱあー！！」

涼「おおきいこえだしちゃだめっ！」

大「だってぇいないんだもん。、、うえーん泣」

涼「なくなよ、ぼくだってなきたいのにっ。」

でも、おにいちゃんだからしっかりしなきゃ。

涼「だいき、だいじょうぶだから。おとなのひとにきこう？」

大「う、うんっぐす」

涼「てはなしちゃだめだよ、いい？」

大「うん」

だれにきこうかな
あのひとは、こわそうだし。
このひとは、こどもがいるし。

ぎゅっ！

大「りょうしゅけっ泣」

涼「だいじょうぶっ」

よし、あのおじさんにきこう！

涼「･･･あの」

おじさん「どうしたのかな？」

涼「ぱぱとままいなくなっちゃった」

おじさん「あら、迷子になったんだね。おいで、おじさんと迷子センターにいこう」

涼「ありがとうおじさん」

大「っぐす、、ままあ、ぱぱあ泣」

おじさん「大丈夫だよ、すぐに会えるからね」

やさしいおじさんだな

おじさん「すみません、迷子の子たちを連れてきました」

女性「あ、ありがとうございます！あとは任せてください」

おじさん「よろしくお願いします。じゃあね」

涼「ばいばい」

大「ばいばい」

おんなのひとだ、よかった。

女性「お名前きいてもいいかな？」

涼「こうのりょうすけ、おとうとのだいき」

女性「何歳かな？」

涼「６さいもうすぐ７さい」

女性「だいきくんは？」

大「６さい」

女性「はい、教えてくれてありがとう。お母さんとお父さんすぐ来るから待っててね。」

涼「うん」

〜ピーンポーンパーンポーン〜

［迷子のお知らせをします。こうのりょうすけ君６歳とこうのだいきくん６歳の兄弟のご家族さま〜お土産売り場隣の迷子センターまでお越しくださいませ、繰り返しま･･･］

おねえさんなにかいってる
あーあはやくこないかな。

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