【銀魂】＿奴＿隷＿10 【沖田総悟】番外篇

お金は計画的に使いましょう。ー神威side ページ31

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たまには、息抜きも大切だと俺は思う。



阿伏兎「オメー、あれほど誰彼構わず
戦うんじゃねぇっつったろーがよ…」


神威「戦いじゃないよ、殴っただけ」


阿伏兎「誰を」


神威「ダイヤモンドの、塊?
ほら、高く売れるって阿伏兎が」


阿伏兎「アホか!!本当にやる奴があるか!!
そりゃあ夜兎っつったって腕折れるわ!!」



まぁ、息抜きと言うより
何も出来ないに等しいんだけど。



そもそも事の発端は遡る事、数日前


晋助のお金だと調子に乗って
ステーキを食べた事から始まる。



神威「ねー、阿伏兎、どうするの?お金」


阿伏兎「どうするっつってもなー…
一応また来た時払えばいいとは
言ってたからそこは良かったが…って、オイ」


神威「ん?」


阿伏兎「なんで人事だ、このすっとこどっこい。
原因の一つはテメーにもあるだろうが」


神威「え?俺だって真面目に考えてるよ?」


阿伏兎「嘘付け」



その日、結局払えなかったわけだ。



阿伏兎「はぁ、どっかにでっけー
ダイヤモンドでもありゃあ売って金にすんのに…」



そしてこの一言から全ては始まった。



神威「ねぇ、阿伏兎、腕折れちゃった」


阿伏兎「はぁ!?」



まぁ、結局ダイヤモンドは
持って帰れなかったわけだけど



神威「ねぇ、阿伏兎、地球のゴハン食べたい。」


阿伏兎「お前、軽く釜3杯は食うじゃん
それをよそって食わせんの俺じゃん、馬鹿なの?」


神威「いやぁ､らしくない事するもんじゃないネ」


阿伏兎「話逸らすんじゃねぇよ…」


神威「これでもお金稼ごうと頑張ったんだよ」


阿伏兎「両腕の治療費が加算されたけど」


神威「…。」



…あぁ言えばこう言う
ってこういうのを言うのかな?



神威「っていうか治療費あるなら
ステーキ代払えるんじゃないの?」


阿伏兎「オメー、2000円以上する肉何皿食った」


神威「んーと、30くらい?」


阿伏兎「50だ。正確には53。
はい、2000×50の答えを言ってみろ」


神威「…10万?」


阿伏兎「オメーだけでその値段だ
俺とあの嬢ちゃんの分も合わせてみろ

…俺のmyマネーにそんな大金ねーよ…」


神威「だって、あれすっごい美味しいのに
高いしその癖に小さいから
10個や20個じゃ足りなくてさー」


阿伏兎「そこ1個や2個じゃなく10個や20個かよ」


神威「…よし。こういう時は、シンスケだ!」


阿伏兎「二の舞繰り返す気か!ってオイ!」



俺は阿伏兎の声を無視すると
シンスケの元へ向かった。

シンスケって意外とチョロかったりするよネ→←いつの間にか忘れるくらいが丁度いい

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