【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第三十ニ訓 ページ34

と、そこで蚊取り線香によって少しだけだが明るくなる。






『おっ、明るくなったー。まあ懐中電灯が欲しい所だけど…』



新八「ぎゃああああああ！！！！！！」



『？！』






すると新八君が急に叫び出した。え、何、チェリーの呪い？怖いんだけど？






『し、新八く』



新八「ででで出すぺらどォォォ！！！スンマッセンとりあえずスンマッセンまじスンマッセン！！！」








＿＿＿＿＿＿ガンッ！！ガンッ！！！








頭を床に打ち付けながら土下座する新八君。えぇ……怖いんだけど。何？悪魔に魂売った？いくら童貞卒業したいからってそれはないよ新八君……。









＿＿＿＿＿＿ゴシャアッッ！！！！！









意味わからん行動に引いていると、今度は神楽ちゃんと総悟の頭を掴んで地面に打ち付けた……オイ！！神楽ちゃんに何してんだメガネェ！！






新八「てめーらも謝れバカヤロー！！人間心から頭下げればどんな奴にも通じんだよバカヤロー！！」






まあ隣が煩いが、試したい事がある。





＿＿＿＿＿そぉっ、と女に少し近付いた。





え、怖くないのかって？いや少し怖いけどさ？？今となっては幽霊っぽくないって分かったしさ。それに天人なら怖く無いし。


軽く深呼吸をしてから隙間に居る女にフゥッと蚊取り線香の煙をかけた。すると彼女はプ〜〜ンッ！！と音を立てて何処かへ飛んで行く。





……あぁ、やはり。





(…蚊の天人か)






『新八君、あれは蚊の天人だ。幽霊なんかじゃないよ』



新八「うわぁごめんなさっ……え！？あ…Aさん？蚊って……あ、女が居ない…」



『蚊取り線香だろうね。そして、隊員達には全員に赤い跡があった。あの天人に刺されたのだろう』






やっぱり、幽霊なんていなかった。




………………てかやばいよ皆！！私頭良い設定なのに幽霊怖がりすぎて頭回って無かったよ！？皆違うからね！？普段はもっと頭良いからね！？本当は私凄い子だからね！！！！







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





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＿＿＿







その後。


銀時君と土方さんが、天人を見事倒したらしく気絶させていた。






「あの〜どうもすみませんでした〜」






そして今現在…その天人を縛り上げて逆さにし、木に吊り上げている。

本人は謝っているけれど事情はよく分からないし、判断は被害に遭った皆に任せる事になった。







まあ美人さんじゃないから心中はないな。











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