【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第十七訓 ページ19

トシのお説教にガン無視を決め込んでいると。








＿＿＿＿＿＿＿ヒュッ、




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿パァンッッ！！！








そこで、空に花火が上がる。

……とても綺麗だ。横でたこ焼きとか何とかで山崎と土方さんが言い争っているが。






『いやぁ、それにしても綺麗ですねー花火。』



近藤「江戸一のカラクリ技士が携わっているらしいぞ！確か源外さん、だったかな！」



『へぇ…』






あーあ、今可愛い女の子が居たらな…


…………何か神楽ちゃんに会いたくなってきた。





(銀時君達、祭りに来ているかな？…ちょっと探してみるか)





近藤さんに見廻り行ってきまーす、と言ってその場を離れた。さあ可愛い女の子探しだーいえーい。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






＿＿＿＿＿＿






＿＿







そうして数分歩き続けた。が、神は残酷である。







『うーん…居なーい。神楽ちゃんに癒されたいが…そう上手く行かないか。』






探してみたが、全く居ない。可愛い女の子以前に人影すら無くなって言っている気がするし。


はぁ、とため息をついて諦めかけたその時＿＿＿＿









＿＿＿ガシャンッッ、！！！










『……え、あぶな』






後ろから何者かの攻撃を受けた。咄嗟に避けたけど…






『…え、カラクリ？』






襲ってきた正体はカラクリ。数も多いし真選組はそれと乱闘してるし辺りは騒然としてるし状況は最悪。





(……んー、カラクリは将軍の方へ向かっているね…わぁお。カラクリ技士さんとやらは将軍の命を狙っているのかな？)





まァ、いいか。とりあえず目の前のこのカラクリを壊すとしよう。真選組との合流は後にするか。








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＿＿＿＿＿＿







＿＿＿









『んー、あらかた片付いたかな？』









あれから数分。





周りには私が斬り裂いたカラクリの残骸が広がっていた。私が倒したのだ。まあ図体だけで結構脆かったからなぁ。


そうして今粗方片付いた為、本来ならこのまま将軍の方へ様子を見に行くのが正しい行動。





けれども今そんな行動したら背中からグサリと行かれそうで怖いも怖い。だって後ろに…凶悪犯が居るんだもの。









.









『ねぇ、覗き見してないで出ておいでよ。






＿＿＿＿＿＿高杉晋助サン』











月光が照らす静寂の中、ふぅっ…と紫煙がその場に色濃く吹かされた。










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