【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第十六訓 ページ18

『うわー…凄いねぇ…』






ただいま祭りに来ております。


屋台が沢山出ていてとても賑やか。


こういう所に来る機会なんて無かったからか…テンションが上がる。え、私は今何をしているかって？？






『おじさん！チョコバナナと……イチゴバナナを一本ずつくれるかい？』



「毎度あり！………おっ、アンタ別嬪さんだねー！サービスとしてバナナクレープ着けとくぜ！」



『ふふ、有り難く頂くよ』



「また来いよー！」






見廻りというのは名ばかりの屋台巡りさ！！！！いやぁ〜テンション上がるよねぇ。





(というかサービスしてくれるとは…良いおじさんだった…)





チョコバナナを一瞬で食べ終わり、クレープを食べ始める…バナナって良いよね。






『……いや、りんご飴も魅力的…』



土方「オイAてめぇ！何処ほっつき歩いてたんだしょっぴくぞコルァ！！」






あ、土方さんだ。

…あり？さっき別れなかったっけ？？どうやら、ぐるぐるしてたら最初の所まで戻ってきてしまったっぽいな。






『あははー、嫌だな見廻りですよ見廻り。真面目な私が見廻りに行って来たんですよ。』



土方「だったらその手に持ってるクレープは何だ？仕事中なんだぞ！てかお前普段から仕事してねぇじゃねぇか！」






………怒らせちゃったー。






『嫌だなぁ、お茶目ですよお茶目……あ、水飴要ります？』



土方「…甘ったるいヤツは要らねぇ」



『要るんですね、了解です』



土方「むぐぉ！！」






口に飴を詰め込んだ。

普段マヨネーズとニコチンで生きてるんだから、甘い物食べた方が良いよ。






近藤「それよりトシ。総悟の奴がウンコしに行くっつったきり戻らないんだが」



土方「あの野郎またどっかでサボってやがるな」






……そういえば射的屋の方から総悟の楽しむ様な声とおっさんの悲鳴が聞こえた様な聞こえなかった様な。






近藤「トシ、他の誰を疑おうと構わんが仲間を疑う事は俺が許さん。俺は総悟を信じる！きっとウンコのキレが凄く悪いんだ、俺はそう信じたい！！」



土方「そんな信じ方される位なら、疑われた方がマシだと思うがな……」



『でもサボるなんて信じられないですよね』



土方「現在進行形でサボっている奴が言うな」










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