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奴_隷 190 ページ10

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それからお昼まで私はやる事もなく過ごすと
お昼頃、万事屋へ向かう事にした。

…あ、万事屋行くなら雑誌返そっと


私はゴミ箱から雑誌出すと

家を出て万事屋に向かった。



A「(…こっちまっすぐ行って…
あそこを曲がったら屯所か…
…総悟、今日は仕事だって言ってたから
居ないかな…って、あれ…?)」



なんで総悟の事、考えてる?

…あの雑誌を読んだからか



A「…私は総悟のこと大嫌いだし」


沖「そりゃあひでーや」


A「…!総悟!?」



声の方を見るとそこには
パトカーに乗る総悟がいた。



沖「…ん?…アンタ随分と
マニアックな雑誌持ってるじゃないですかィ」


A「…!ち、ちが、これは銀さんが…!」


沖「あー、旦那も中々ドSですからねェ」



総悟は私から雑誌を奪うと
パラパラとそれを読み始めた。



A「ちょ、銀さんに返すから雑誌返して!」


沖「これ、読みやしたか?」


A「…え、一応…ちょっとだけ」


沖「ふーん…じゃあ、分かんだろ」


A「え?」


沖「コレの上から他の奴に
マーキングされるって意味でさァ」


A「…!」



総悟は私の背中を指差し言う。



沖「安心しなァ…俺もてめぇが大嫌いでさァ」


A「…あ…」



総悟は私に雑誌を押し付け
パトカーで行ってしまった。

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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年5月1日 2時

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