もう、守れないから ページ12
入学当初、バルくんが必死になって、クラスメイトに声を掛けている意味が、わからなかった
確かに、愛されたいという気持ちはわかる
…でも、無意味だと、わかるでしょう？
バルくんは、才能がある
その他には、才能がない
そんなの、天と地の差がある
比べられてしまうような人の隣になんて、誰がいこうとするの
だから、みんなはバルくんに近寄らない
私は、自分より少し優れた者…もしくは、自分と同等の実力がある者に、話しかけた
残り少ない時を一人で終わるほど虚しいものはないから、話しかけた
…でも、どうして、バルくんは声をかけるの？
君なら、一人でもやっていけるだろうに………
「…ま、今ならなんでかわかるけど」ボソッ
あんず「？何か言いました？」
「んーん、なんでもないよ。ねぇ、あんずちゃん。君は、世界の全ての人間が、バルくんを罵って、バルくんの存在を否定しても、近くで、守っていると、誓う？」
あんず「…え？スバルくん……？？」
「いや、みんなを守るのは当然なんだけどね。彼が、一番弱いよ。きっと、何かあればすぐに壊れてしまうだろう。…そんな時、君は、彼を守ってあげられる？彼を守ることによって、君まで世界中から敵と認識されても」
あんず「ど、どうしてそんなこと」
「バルくんを、守る人がいなくちゃいけないから。私は、もう、守れないから」
明星さんと同じ道を辿らせたりなんてしないよ
………絶対に
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美氷空リリサ(プロフ) - 嫌なら断っていただいても構いません。連投失礼いたしました。 (2018年9月25日 18時) (
レス) id: b5ecb3197e (このIDを非表示/違反報告)
美氷空リリサ(プロフ) - 「幽霊になっても」を私が引き継がせてもらうことは出来ませんか？夢主達を幸せにしてあげたいということもありますが、この作品を読んで、推しのことがより好きになれましたし、なにより読んでいくのが楽しかった。もし考えて頂けるのならご検討願います。 (2018年9月25日 18時) (レス) id: b5ecb3197e (このIDを非表示/違反報告)
美氷空リリサ(プロフ) - 突然のメッセージ失礼します。「幽霊になっても」を読ませていただいていたものです。私はあの作品が結末が分からないまま終わってしまったことがとても悲しいです。ここで、本当に私の自己満足で我儘なことかもしれませんが、 (2018年9月25日 18時) (レス) id: b5ecb3197e (このIDを非表示/違反報告)
Kananan(プロフ) - 御園さん» ありがとうございます！頑張ります(〃ω〃) (2018年7月1日 18時) (レス) id: 27f2ceb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
御園(プロフ) - 亀更新でもいいので、完結してほしいです。更新、楽しみに待ってます。 (2018年6月30日 18時) (レス) id: d3b3f06812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年5月19日 18時
