命の重さ ページ5
「凛月くん」
凛月「………」
「…凛月くん」
凛月「…あんたは、Aじゃない。Aは、やっぱり俺を置いていくんだ」
「……確かに、私はあなたの望むお姉さんじゃありません」
私は、あなたを愛することは出来ないけれど
「それでも、私は…“A”は、あなたや、零くんが大好きだった。だから、きっとあなたたちのためならなんでも出来るんです」
凛月「……そんなの、知ってるよ。あんたに何が」
「いえ、あなたたちは分かっていない。自分たちがどれだけ“A”に愛されているのか」
凛月「さっきから何なわけ？何が言いたいの」
「…あなたたちのそばに居るためなら彼女は自らの命をも捨てる覚悟はできているんですよ」
凛月「………………は？」
「凛月くん。…“A”に対してどう接していくかはあなた自身の判断にお任せします。……ですが、彼女も、あなたたちの幸せを願ってるんです。…彼女を、よろ…し…」フラッ
凛月「っA…！？！！！」
「………っげほっごほっ…！」
看護師「っ！大丈夫ですか！？！！！」
「………は、い…あー…私倒れちゃったんだっけ？
…はぁ……限界なのかなぁ…」
泉「…あんた、記憶」
「あれ？泉……？」
泉「っナルくん！！くまくん呼んできて…！！！王さまは、朔間！！！！！！」
零「我輩ならここにおるよ…すまんが、席を外してくれるかえ？」
レオ「……ああ」バタンッ
「………なーんか…大変なことになってるねぇ…」
零「お主、記憶をなくしておったのじゃよ」
「…そんな非科学的な……って、聞いたいところだけど…信じる他なさそうね」
……心配、かけちゃったなぁ…
「…ねぇ、零。私、死んじゃうんだって」
零「……………は？」
「原因不明の病。誰にも言わないつもりだったんだけどねぇ……零。私が死んだら、凛月をよろしくね」
零「……まっておくれ。それは…本当なのかや？」
「うん。小さい頃からずっと…聞かされてきた。私は人より早く死ぬって。まさかこんなに早いとは思わなかったんだけど」
零「……助かる方法は」
「日本じゃ無理。……海外に行けば、まだどうにかなるかもしれないけれど。…可能性は低いよ」
零「っ少しでもあるなら行けばいいじゃねぇか！！Aっ早く………！！」
「二人を置いて行けないよ。…それに、本当に死んだらどうするの？」
最後に二人の顔も見れずに生き絶えるなんて嫌よ
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マンガ教信者 - 正直もっと読んでいたかったです。今まで読んだあんスタの夢小説の中で1番素敵な作品でした。この作品を創ってくれて、本当にありがとうございました。 (2019年7月17日 20時) (
レス) id: a43b1ebe61 (このIDを非表示/違反報告)
紅霧(こうむ)・スカーレット - この夢小説まじで最高 泣いた、だけど楽しかったです。 (2018年11月3日 3時) (レス) id: f336219b49 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - 完結おめでとうございます！この作品、めっちゃ好きです！夢小説の中でもNo.1〜！本当に面白かったです。この作品を創作してくれて、ありがとうございました！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: 596b5ad12e (このIDを非表示/違反報告)
Kananan(プロフ) - ここまでお読みいただきありがとうございました！！そんな風に言っていただけて、とっても嬉しいです(*´∀`) (2018年4月13日 20時) (レス) id: 27f2ceb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 完結おめでとうございます！この作品はとても、面白く楽しく読ませて貰ってました！本当に、完結おめでとうございます！ (2018年4月13日 20時) (レス) id: 5e61c82747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年3月31日 17時
