意味、わかんない ページ8
「凛月……手伝って欲しいことがあるんだけど」
凛月「…うん。俺に出来ることなら」
「…危険かもしれないよ。もしかしたら、また…死んじゃうかも」
凛月「良いよ。それは、Aの未来のためなんでしょ？」
「…うん。どうして、凛月は私に力を貸してくれるの？」
凛月「好きだから」
「……私が？」
凛月「うん、Aが」
「…そっか」
凛月「うん、そう」
「…ありがとう」
凛月「ねぇ、ま〜くん？」
真緒「ん？」
「ねぇ、泉」
泉「？なぁに？A」
凛月「ループを引き起こすために、みんなを殺して行ってるのは、ま〜くん？」
真緒「…………は？」
「このループの首謀者は、泉なの？」
泉「………はぁ？」
真緒「な……なに、言ってるんだよ？ループ？あはは、漫画じゃあるまいし」
凛月「…俺、知ってるよ。ま〜くんが破片を落としたの。危ないって俺とAに叫んでたけど…あれ、俺に当てるつもりだったんでしょ？Aには絶対当たらなかった」
真緒「本当に…どうしたんだよ？りっちゃん。俺がみんなを殺してる…？」
凛月「…なんで、そんなことをしてるのかは分からないけれど。俺にくらい、相談してよ。ま〜くん」
真緒「っだから！！俺にはお前が何を言ってんのか分かんねーんだよ！！！」
泉「あんた、ついに頭でも狂ったのぉ？」
「…泉が、前回絡んできた…というか、ループについて触れてきたのは、私にヒントを与えるため。違う？あんずちゃんが自 殺じゃなくて、誰かの手によって殺されているんだと」
泉「何言ってんのぉ？あんた」
「…ただ、それだとつじつまが合わないのよ。泉が私にヒントを与える理由はない。それに、今回は自分の手であんずちゃんを突き落してたし」
泉「………はぁ…もう、思い出したの」
「…認めたね。で？なんでループなんて」
泉「俺、あんたのこと嫌いなの」
「………は？」
泉「これが、ヒント。じゃ、頑張ってね〜？せいぜい、足掻きなよ」
……意味、わかんないよ
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年1月14日 19時
