ループ ページ2
ガラッ「「「！！！」」」
薫「おはよ！！Aちゃん！今日も可愛いね…！」
「おはよう、薫。薫は今日もかっこいいよ、尊敬しちゃう」
薫「うぅっ…この学院でそんなこと言ってくれるのAちゃんだけだよ…」
泉「A〜聞いてよぉ、ゆうくんったら酷いんだよ…」
「後で聞くね…私、あんずちゃんに用があるから」
「あんずちゃん、いる？」
スバル「！Aちゃん先輩！！待って〜！転校生〜！！先輩が呼んでるよ！！」
あんず「えっ…！？A先輩…！！わっ私に何か御用でしょうか？！」
「うん。今日、プロデュースないって言ってたよね？一緒に帰ろう」
あんず パアッ「！はい…！！」
この子は、私に好意を寄せているらしい
…“繰り返してる”から、全部知ってる
このループは、私しか気づいてない
…というか、覚えているのが私だけ
いつ、戻るか分からない
だって、戻る原因は“誰かが死ぬこと”だから
初めは、泉だった
一緒に帰っているときに、車が横転して車道側にいた泉が……
気がつけば、みんなとの平凡な生活に戻っていた
夢だった…なんて、思っていたけれど、さすがに３回も繰り返せば気がついて、泉が死ぬという運命を変えようとした
…そうすると別の日になずなが死んだ
「…どうしたら良いのかな」
凛月「A〜」
「！凛月…….こんなところで寝てるの？危ないよ」
凛月「この辺で兄者見てない〜…？兄者いたら寝れないし」
「…来ないよ、ここには……でも、１時間後くらいに飲み物を買いに来るはずだから」
凛月「……なんで、そんな後のこと、分かるの？」
「…秘密」ニコッ
ガラガラッ「！……今回は、凛月なんだね」
凛月「え？」
真緒「っ危ない！！！！凛月…！先輩っ！！！！」
ガシャンッ
校舎の錆びた破片が当たり、死亡
「…また、繰り返す」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kananan | 作成日時：2018年1月14日 19時
