みんなの生活を ページ3
「おはよう、渉」
渉「Amazing…！お早いですね？Aさん！！」
「…うん、毎回期待しちゃうの。繰り返しの初日は…誰か他に覚えてる人がいるんじゃないかって」
渉「…？はて、なんの話でしょう…？」
「…なんでもないよ。それより、今日は転校生さんが来るんだよね」
渉「ええ！プロデュース科というものの女子生徒らしいですよ！」
「そっか」
いつも、戻って来るのはあんずちゃんが転校して来る日
「そろそろ教室に戻ろうか。私が鍵返しに行くから渉は行ってていいよ」
渉「おや、良いんですか？…それではお言葉に甘えさせていただきますね」
「うん」
そして、私は鍵を返しに行く
…すると
あんず キョロキョロ「っ」
やっぱり、変わってない
「あの」
あんず「！？えっえぇっと…」
「初めまして。私は小鳥遊 Aって言います…転校生さんですよね？職員室はあっちですよ」
あんず「！あっありがとうございますっ…どうして私が職員室に行きたいって…？」
あ…早とちりしてしまった
「…転校生ってまず職員室に行くから…ですかね。そんなことより！あなたのお名前は？」
あんず「鈴白 あんずです！よろしくお願いします、先輩…ここは、男の子しかいないんだと思っていたんですけど」
「私は特例なんですよ…驚きました？…私を頼って下さいね……着きました。ここが職員室です…佐賀美先生。転校生さん、連れて来ましたけど」
陣「お！サンキュー。A…悪りぃな、転校生…迎えに行かなくて」
あんず「いっいえ…！」
「それでは、有意義な学院生活を送って下さいね…何かあれば3A小鳥遊までお気軽にどうぞ。3年まで来るのが怖かったら私から行きますから」
あんず「！あっありがとうございます…！！」
…いつかは元に戻ってしまうけれど、私は今まで通りみんなの生活を守る
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年1月14日 19時
