どうも、衣更 真緒の姉です【あんスタ】

どこに？ ページ36

あんず「♪」


「ふふっ喜んでいただけてよかったです」


あんず「私も何かA先輩にプレゼント出来たら良かったんですけど…」


「もう、もらってますよ」


あんず「え？」


「…私、女の子って…苦手だったんですよね、小さい頃から…何考えてるのかわからなくって、いつか裏切られるかもしれないから」


あんず「…えっと……」


「私、転校生さんのこと…好きですよ、ありがとうございます、こんな私を【先輩】と呼んでくださって…少しトラウマがあるんですよ 女の子には」


あんず「…私もっ！！A先輩のこと、大好きです…！」



真緒「…良かったな」ボソッ


スバル「女の子が苦手ってどういうこと…？」


真緒「…A、昔はさ…結構ズバズバした性格だったろ？」


嵐「そうねェ」


真緒「小学校で、男にも人気だったけど…女子も告白されてたのな」


「「「え」」」


真緒「…一人、女子がそんなAに嫉妬して一回階段から突き落としたんだよ、そん時にAは足を捻挫してさ…結構辛かったっぽい」


泉「その時に苦手になったわけぇ？」


真緒「…女子って影でヒソヒソ言うから…自分のことを言われてるんじゃないかって一時期酷かったんすよ、まぁ今は大丈夫だけど…」





あんず「……ふぅ…」


「……転校生さん、疲れてませんか？休みましょう？」


あんず「！はいっ！！ありがとうございます…！」


「何か飲み物を買って来ますね、ここで待っていてください」


…そういえば…転校生さん、“アレ”すごく見てたなぁ


「…とって帰ったら喜んでくれますかね…ふふっ」




「……あれ？転校生さん………？」


なんで？いない……！？


「っ一人にするんじゃなかったですっ」クルッ


真緒「A！！！どうした！？」


「！ま〜くん…！？来てたんですか？転校生さん見ていませんか…！？」


真緒「！はぐれたのか…！！？」(少し目を離した隙に…！！！)


「…見ていないなら、良いです！」


真緒「っ待てよ！もしあんずが絡まれてたらお前が助けられるわけっ」ガシッ


バシッ


真緒「っな……」


「…“今の”私なら無理でしょうけど…緊急事態ですから、出し惜しみはしませんよ…心配しなくていい、行ってくる…大丈夫だから」ダッ





真緒「……俺は…何も出来ないな、いつも」

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