きっと ページ14
真緒「あ！おかえり……！！姉貴！！！」
「ただいま、ま〜くん…疲れた〜てか、マジで今日のあいつらイラつく〜！！！！！！」
真緒「ど、どうしたんだ…？また、弓道部の奴ら？」
「そうそう…前から注意はしてたからさすがに懲りたと思ったのに…！私だけならまだしも、真面目にやってる蓮見クンが可哀想じゃないか…！！」
真緒「荒れてるなぁ……まぁ、姉貴は仲間思いだからな」
「ま〜くんは夢ノ咲受けるんだろ？まぁ、ま〜くんなら余裕だよねぇ、私の弟ってだけで入れてもらえるよ、まぁ親の七光り…違うな、姉の七光りになるからま〜くんは自分の力で頑張りたいだろうけど」
真緒「それは別に良いんだけどさ…俺、比べられねーかなぁ」
「…器用さならま〜くんの方が良いよねぇ、私は不器用だから…」
真緒「…よしよし、Aは頑張ってるからな〜♪」
「…くそぅ、ま〜くんの癖に」
真緒「なんでだよ！？」
真緒「……はぁ…入学式かぁ〜」
「…あれ？今年、明星さんとこと氷鷹さんとこの息子クンいるじゃん……」
真緒「？？」
「あー！ゆうちゃんもいる〜嵐も！？へぇ、私が知ってる子結構いるじゃん…」
真緒 ヒョコッ「あー、クラス割り？」
「ぎゃー！？まっま〜くんは見て……良いか、あきやん先生に何も言われてないし」
真緒「ぜんっぜん知らねーな…あれ！？凛月がいる…！？留年！？」
「そうそう…りっちゃん授業全然出てないんだよ〜あはは」
真緒「あはは、じゃねーだろ！？何やってんだ…あいつ」
「あ、ま〜くん、ゆうちゃんも同じクラスじゃん…良かったねぇ？結構良さそうだよ」
真緒「俺、そのゆうちゃんってやつ知らねーからな？やってけるかなぁ…」
「いけるいける…♪てか、私は世代交代で生徒会変わらないといけないんだよねぇ…ま〜くん、こき使われないようにね〜お姉さんは助けてあーげない！」
真緒「うわ、ひでぇ……たった一人の弟だぞ？」
「あはは、私はま〜くんみたいに面倒はみてあげないの〜放し飼いタイプなの〜♪」
真緒「はぁ…俺のオネーサンは困ったやつだなぁ」
「まぁ、ま〜くんなら大丈夫……きっと、ね」
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作者名：Kananan | 作成日時：2017年12月28日 18時
