ヤクザの組長は悪女(仮)【あんスタ】

開始の合図 ページ49

キャーーーーーーーーーーーーッッッ


スゥッ


《みんなー！！！今日はボク達のために来てくれてありがとう！！ボクはエントリーナンバー１！光輝な高嶺の女王こと、姫城A！！よろしくね☆》


『A様ーーーー！！！！！』


《みんな酷いよねぇ…？ボクが一番最初に出るからってこのミスコンの説明もさせるんだよー？》


『あはははッッ！！！！』


《えー…今回の決め手はみんな！！みんなの投票によって誰が一番可愛いか決めるよ！是非ボクを応援してね♪男に負けてなるものか……！！》


『頑張って〜！！！！！！』


《ありがとう！ということで、一次審査は自分のアピールと衣装の説明をするよ！勝ち残った五人が二次審査に進めます！！》


なずな《ここからは俺、仁兎 なずながやるぞ！Aが出るときだけな！俺で我慢してくれよ〜》


《んじゃボクは着替えて来まーす！！！！》





「ふぅ……」


泉「早く着替えなよぉ？あんた最初なんだから」


「それならさ！！ボクに最初の説明させんなよ！アレがあったからお客さん待たせてんだよ！」


うわっ…てかこの着物めっちゃ柄あるじゃん…


泉「はいはい…」


急がないとな…


「てか意外…君も出るんだ？プライド高いからこういうのやらないと思ってた」


あ、でも案外可愛いかも


泉「ゆうくんにアピールするために決まってんでしょぉ？」


さすがあんずちゃん…


「うぇ…ついに女装してゆうちゃんを騙す気…？」


よし、着れた


泉「まぁ、俺は何でも完璧だか……ら……って！？いつ着替えたのさ！！！」


「え？今、泉と話してたとき」


泉「こっ声くらいかけてよねぇ！！もし俺が知らずに振り向いてたらどうしてたのさ！！？」


「は？どうもしないよ…何を下着くらいで…水着と一緒じゃん」


泉「恥じらいくらいもちなよねぇ………まぁ、あんた顔はいいし…にっ似合ってないこともないんじゃないのぉ！？」


「そりゃどーも…んじゃ行ってくるわ ばいばーい」


泉「ちょっ！？まっ」


バンッ


泉「っちょーうざぁい！！！！！！！！」

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