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「やっぱりダメだよ ボクなんかがこの場にいて言い訳がない」


あんず「っ!Aさんっ」


「いやでも聞こえるんだよ……ボクにはどうすることも出来ない みんなが聞いて欲しくないことも耳に入って来るかもしれない」


ボクは……


「ボクは……みんなが大好きだから…そんな事したくないんだ」


初めてこんなに多くの人達と一度にたくさん話した気がする


「ごめんね 気持ちは有り難いけど、ボクはやっぱり……」


あんず「だっダメです!!!」


「……は?」


なずな「もっもうお前はここの一員だ!」


泉「ふんっ…まぁ認めてやってもいいよぉ!」


英智「ふふっそれにもう、転入手続きは完了しているから嫌でも逃げられないよ」


「……はぁ…ボクは君達のことを思って言ってるのにさ…」


敬人「余計なお世話というやつだな」


「くはぁ…心に突き刺さる事言うねぇ…もう、いいよ 諦めた 君達は説得できない」


全く……なんでこんな事になったんだろう


真「そういえば、どうして心が読めるように……?」


「ん?知らなーい………でも、多分ショックからだと思うよ」


『ショック…?』


「……丁度今日……ボクの5歳の誕生日の日の出来事だった…」









まだボクがこんな口調に…こんな性格になっていないころ


「おはよっ!ま〜くん!!」


真緒「!おはよう!Aちゃん!」


母「ふふっ仲がいいのね」


「うん!!」


母は人気アイドル、父は人気俳優という


それなりに充実した毎日だった


母「え……?」


父が他の組のヤクザに殺されるまでは


「今日お父さん早く帰って来るんだよね…!?私の誕生…」


母「ごめん…ごめんね…A…っ」


「…なに…?なんで謝るの…?」


みんなで楽しく祝う予定だった


…その後母も父を追って他界


「…」


兄とボクと弟だけが取り残された


兄はボク達を見捨てた


「…ふざけんな」


この頃からだ ボクが人の心を読めるようになったのは


《!!姫城組の…》


《なんであんなガキが……》


「…演じたらいいのか」


人にどう思われようがどうでもいいけど


…姫城を馬鹿にすることだけは許さない


演じよう


「おはよう!」


友達なんて必要ない


ボクは二人がいた場所まで上り詰めるだけ


「……音楽科……」


ここにしよう


『あっあの!友達にならない!?』


「……うん!良いよ!!」



……本当になりたいなんて思ってもいないくせに

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Kananan(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります☆ (2017年9月18日 10時) (レス) id: 27f2ceb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - 毎回ワクワクして見てます!更新楽しみです!頑張ってください! (2017年9月18日 9時) (レス) id: f937d59627 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kananan | 作成日時:2017年9月10日 21時

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