私の隣の男子は狼男子。

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貴方side

昼休み、いつもどうりに屋上に向かった。

重いドアを開けると彼がいた。


千絋「よぉ」

『…おっす』

千絋「なんか元気ないな？」

『ちょっとね…』


朝の宙華との言い合いの時に千絋は
いなかったため、あのことは知らない。


千絋「俺、なんかした？」

『やっ違う！千絋の
せいじゃないから！』

千絋「せいじゃないってことは、
やっぱりなんかあったんだな」

『ぅあ、しまった…』


もう少し言葉を考えればよかった。


千絋「おら、話聞くって」


笑顔で優しい言葉をかけて貰った。

だが、問題の発端は勘づいていた。


『…いや、私の問題だらか自分で解決したい』

どうしても自分で解決したかった。

千絋「ふーん…
ま、無理に聞かないけど」

『うん…ごめん』

千絋「なんで謝んの？wAのこと
だからあんまり自分を追い込むなよ」

『ありがと、いつか話すから』

千絋「楽しみにしてまーす♪w」

『なんだよそれww』




放課後、しかも完全下校時間ギリギリまで。
誰がやったのか突き止めるために
下駄箱を見張っていた。

(すごい緊張する…いや、怖いのかな…)

そう思っていると、



ガタガタッ



と、下駄箱の扉をあける音がした。


(きたっ…)


静かに音のするほうを見ると、
あの時宙華が言ってた通り、クラスメイトが言っていた通り。



そこには、



『沙菜さん？』


沙菜「A…」


怒りを持っているが苦しそうな表情の
沙菜さんがいた。

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